長島氏設計~春日無線PCL86キット製作記事2011/10/13 20:15

過去の記事で、長島氏が設計した春日無線の旧PCL86アンプついて書きましたけど。。。
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2011/04/07/5782038


長島氏が設計した春日無線の旧PCL86アンプは、ラジオ技術2003年1月号に掲載されています。

とはいえ、近年に真空管アンプの世界に参入された初心者の方々は上記雑誌を閲覧する機会がないと思います。

春日無線旧PCL86アンプ・キットは定評があって何年間も発売されたベストセラー・モデルで実績がありますし、簡素な回路なので真空管アンプ初心者が参考にするには、とても良いアンプだと私個人は思います。

私自身も、真空管アンプを設計する際のお手本アンプにしてたり。。。(汗

絶版キットであることが、とても残念です。


そこでこの度、長島氏ご本人から、ブログ掲載の御了解を頂けましたので製作記事全文を掲載することに致します。



長島氏設計/春日無線のPCL86アンプ(旧バージョン)01

長島氏設計/春日無線のPCL86アンプ(旧バージョン)02

長島氏設計/春日無線のPCL86アンプ(旧バージョン)03

長島氏設計/春日無線のPCL86アンプ(旧バージョン)04


以上、全4ページです。

技術資料(!)として、初心者の方々の研究にお役立て下さい。

PDF版の回路図は、春日無線のHPからダウンロードできます。
http://www.e-kasuga.net/amp_pdf1/PCL86-ST.pdf

出力トランスを大きくした(KA-5730)NEW-PCL86アンプ回路はこちら。
http://www.e-kasuga.net/amp_pdf1/newpcl86.pdf




それにしても、前回記事を書いたの4月なんですね。。。(汗

それから何度も長島氏にお会いしたのに、この件を確認するのをいつも忘れてしまって、ご了解をいただくのが遅くなってしまいました。。。


すみません。。。(大汗



6BQ7-6CH6シングル真空管アンプ (4)2011/10/08 12:52

引き続き、6BQ7-6CH6シングル真空管アンプの設計です。

今回は回路図を掲載する予定でしたけど、アンプの手直し作業が終わったので、その時のハンダ付け工程をご紹介しようと思います。


初段が5755であった時のパーツを、はんだ吸い取り線で取り外した所から、作業がスタートします。



6DJ8に差し替える事を想定して、グリッド入力に発振止め抵抗を追加します。ただし、ラグ板の余りがないので、ボリュームからのコードに直付けします。グリッドオープン防止抵抗もボリューム端子に直付けです。
6BQ7-6CH6シングルアンプ 配線手直し



②抵抗がコロコロと転がってコードにハンダ付けしにくいので、コンビニ割り箸養生テープで固定してハンダ付けします。
6BQ7-6CH6シングルアンプ 配線手直し



③ハンダ付けしたら、熱収縮チューブで絶縁と補強します。
6BQ7-6CH6シングルアンプ 配線手直し



ヒーターバイアスセンターピンシールドのアース配したら、グリッド入力発振止め抵抗をソケットにハンダ付けします。
6DJ8は、高gm球なので、そこら辺をキッチリしとかないと、雑音出たり発振したりするので注意が必要です。
6BQ7-6CH6シングルアンプ 配線手直し



⑤初段の負荷抵抗は、東京光音カーボンフィルムです。
カソード抵抗バイパスコンデンサーをハンダ付けしていきます。
6BQ7-6CH6シングルアンプ 配線手直し



⑥左右独立のデカップリング抵抗にします。ブリーダー抵抗も忘れずにハンダ付けします。
6BQ7-6CH6シングルアンプ 配線手直し



⑦手直しのハンダ付け作業が終わった所です。
6BQ7-6CH6シングルアンプ 配線手直し



B電圧を確認しています。
設計値は231Vでしたけど、実測値は233.7Vでした。。。(汗
6BQ7-6CH6シングルアンプ 配線手直し



6BQ7のバイアス電圧測定しています。
1KΩのカソード抵抗で、バイアス電圧2.135Vですから、プレート電流2.135mA(約2.1mA)です。
6BQ7-6CH6アンプ 初段→6BQ7



6R-HH2のバイアス電圧測定しています。
1KΩのカソード抵抗で、バイアス電圧2.179ですから、プレート電流2.179mA(約2.2mA)です。
6BQ7-6CH6アンプ 初段→6R-HH2



6922(6DJ8)のバイアス電圧測定しています。
1KΩのカソード抵抗で、バイアス電圧2.385ですから、プレート電流2.385mA(約2.4mA)です。
6BQ7-6CH6アンプ 初段→6922(6DJ8)



実際に、6BQ7/6R-HH2/6922(6DJ8)を計測してみたら、バイアスは、2V~2.5Vの範囲に収まっているようなので、差し替えしても支障なさそうです。
(ただし各球バラツキの個体差ありますので、絶対的な保証はありません。ご了承下さい。。。)


いちおう、手直し完了しましたので、現在エージング中です。。。(汗


6BQ7-6CH6アンプ エージング中。。。
6BQ7-6CH6シングル真空管アンプ (ヘッドフォン/スピーカー両用)
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次回は、回路図を掲載する予定です。

(次回につづく)


6BQ7-6CH6シングル真空管アンプ (3)2011/10/07 19:49

引き続き、6BQ7-6CH6シングル真空管アンプの設計です。

今回は、回路のゲイン配分最大出力を確認します。

これを実施しておかないとNFBを掛けたら出力段バイアスをフルスイングできなくなった!という事が起こりがちです。
私自身、何度も経験しました。。。(汗


6BQ7 特性図


初段の動作条件は、

プレート電圧96V、プレート電流2mA、バイアス-2V、
カソード抵抗1KΩ、負荷抵抗27KΩ、デカップリング抵抗39KΩ

でした。

また、6CH6の自己バイアス時グリッド抵抗最大値は220KΩですので、出力段グリッド・リーク抵抗を220KΩとした場合の初段負荷27KΩとの合成交流負荷は24KΩとなります。



さて、とりあえずグラフが読みやすいように初段を±1Vスイングさせると、基準バイアス-2Vを中心にして、交流負荷24KΩのロードライン上の、バイアス-1から-3Vまでスイングします。


その時の、電圧の変化量は、

ゼロバイアス側 → 96V-70V=26V
カットオフ側   → 117V-96V=21V

特性曲線の右下のバイアスの間隔が詰まっているので、カットオフ側【21V側】は、どん詰まりになって、このように歪む訳です。(←二次歪みの発生)

シングル二段増幅は、初段と出力段の位相が逆になるので、
このどん詰まりの【21V側】は、出力段のゼロバイアス側をスイングする事になります。(←コレ重要)


出力段のバイアスは、-6Vですので、
6Vを21Vで、割ると、6÷21V=0.286

まあなんと言いますか、アタマの中で仮に、NFBが掛かって初段のゲインが、0.286倍になった。とでも考えて下さい。
初段のゲインは変化しないのですけど、便宜上そう考えて下さい。。。(汗


それで、初段のゼロバイアス側【26V側】は、
26V×0.286=7.44V

となり、

NFBがかかって、初段のゲインが、0.286倍されたと想像すると。。。

出力段のゼロバイアス側は、21V×0.286 = 6V
出力段のカットオフ側は、  26V×0.286 = 7.44V

となって、初段をワザと歪ませると、出力段のバイアスを、カットオフ側に-7.44V
つまり、1.44V分を余計に、オーバー・スイングしてくれる訳です。


6CH6 (CV4055) 三結特性図


カットオフ側のバイアスは、6V+7.44V=13.44Vまで振り込むので、
およそバイアスを-13.4Vまでスイングさせたとすると。。。


カットオフ側プレート電圧変化量ΔEpは、

通常時 → 292V-220V = 72V
オーバースイング時 → 300V-220V = 80V


それに対して、ゼロバイアス側プレート電圧変化量ΔEpは、

220V-108V = 112V です。



また、通常の最大出力は、

292V-108V=184V
184V÷2√2=65.1V
65.1^2÷7000Ω=0.6W

計算上の出力は、0.6W ですけど、


オーパースイング時の最大出力は、

300V-108V=192V
192V÷2√2=67.9V
67.9^2÷7000Ω=0.64W

と、なって、出力段の歪みと出力が、ほんのちょっと改善されて、
最大出力は、0.64W となります。


これが、いわゆる
“ シングル二段増幅における二次歪みの打ち消しテクニック ”
です。

打ち消すと言うよりも、遊び電流を活用して設計動作点を超えて、オーバー・スイングさせる(振り込ませる)イメージが近い。と思うのですけど。。。



最初に仮定した初段入力電圧の、±1Vは、ピーク値ですから、

1V÷√2=0.71Vrms(実効値)

0.286倍のNFBは、おおよそ-10.9dBですので、

入力0.71Vrms、NFB-10.9dBで、
フルパワー0.64Wというアンプになるでしょうか?

実際には、NFBを-10dBも掛けません。
あまり掛けすぎると、高域補正や、厳密な時定数の検討(スタガリング)が必要になりますので、実際には-6dB前後にする予定です。

あくまで、NFBを掛けても出力段バイアスがフルスイングできるという事を、あらかじめ机上検討で確認しておく訳です。



アンプ設計のゲイン配分と最大出力の検討は、こんな感じです。。。(汗

次回は、これまで設計した内容で回路図を書きます。

(次回につづく)


6BQ7-6CH6シングル真空管アンプ (2)2011/10/03 20:22

今回は、初段 6BQ7 のロードラインの設計です。


【初段】の設計

 初段設計の際は、以下の制約があります。

 a.デカップリング時定数は、段間の時定数よりも、充分大きいのが
   望ましい。
ただし、三段増幅と違って、シングル二段増幅は、
   初段と出力段の位相が逆で、電源発振しないのでデカップリング
   にあまり神経質になることはないと思います。
       NFB量が-6dB以下でしたら、デカップリング抵抗は、
   3K~十数KΩくらいで常識的な数値なら問題ないのでは?。。。(汗

 b.負荷抵抗は、真空管の内部抵抗よりも大きくなければならない。
   バイアスが深くなると内部抵抗は増加するので、
   通常、負荷抵抗は、動作点内部抵抗の2倍以上取るようですけど、
   rp=80KΩの12AX7の負荷が100KΩなどはよくある事なので、
   特に2倍以上と決まっている訳ではないようです。。。(汗

 c.バイアス-1V以下は、初速度電流領域なので使用しない。



負荷抵抗は、これまでと同様に27KΩを想定しています。
動作点での6BQ7の内部抵抗は12KΩ位ですので、負荷は2倍以上ある事になります。


実を言いますと、アンプを製作する度に負荷抵抗を都度買うのは面倒なので、

カスコード管/コンピューター球で、内部抵抗10KΩ位  → 負荷27KΩ
12AX7/5755/6SL7GT等 内部抵抗の大きい球  →負荷100KΩ

という具合に、とりあえず自分で決めています。
しかも、初段の負荷にはカーボン・フィルム抵抗を使用しているので、
なるべく安価な1W抵抗を購入しています。
27KΩ1W、100KΩ1W あたりを10本単位でまとめ買いしています。

ですから、私の設計では初段の負荷抵抗は上記の値が多いです。。。(汗

そんな訳ですので、27KΩ1Wで、ワッテージのディレーティングを6倍確保すると考えると、流せる電流は2~2.5mA位です。


おまけに、カソード抵抗を1KΩにすると、テスターで測ったバイアス電圧値が、そのままプレート電流値になるので、とても判りやすいので、
プレート電流 2~2.5mA、バイアス電圧 -2~2.5V
 という設計が多いです。

今回の、初段 6BQ7 のロードラインも、実はそのパターンです。


6BQ7 特性図

GE 6BQ7
http://www.mif.pg.gda.pl/homepages/frank/sheets/093/6/6BQ7A.pdf

6BQ7プレート特性図 を使用して、

プレート電流 2mA
バイアス電圧 -2V


をプロットすると、プレート電圧は、だいたい96Vくらいでした。
その動作点から、27KΩの負荷線(ロードライン)を引いてみます



ロードラインの引き方が判らないという方もいらっしゃるので詳しく書きます。


6BQ7 ロードライン


動作点のプレート電流値2mA(D点)に、負荷27KΩを掛けます。

2mA×27KΩ = 54V

この54Vは、負荷27KΩ抵抗の電圧降下分です。

プレート電圧96V(B点)に、負荷抵抗の電圧降下分54Vを足します。

83V+54V = 150V

この150Vが、ロードラインの起点(C点)です。
つまり、プレート電流ゼロの、グラフの横軸の値になります。


また、このロードライン起点の150Vを、27KΩで割ると、

150V÷27KΩ =  5.6mA

この、5.6mAは、プレート電圧ゼロ、グラフの縦軸の値(E点)です。

つまり、ロードラインは、(電圧、電流)とすると、

(0V、5.6mA)/(96V、2mA)/(150V、0mA)

の3点を通る事になります。


ロードラインの起点150Vに、バイアス2Vを足した、152Vは、
初段の供給電圧(Ebb)、つまりデカップリング後の電圧値となります。

デカップリング後(つまり、負荷抵抗の入り口側)の電圧値ですので、

B電圧231V-152V = 79V (←デカップリング電圧降下)

この、79Vを、プレート電流2mAで割れば、
デカップリング抵抗の値になります。

79V÷2mA = 39.5KΩ

デカップリング抵抗は、39KΩとしました。


これまでの、結果をまとめますと、

プレート電圧96V、プレート電流2mA、バイアス-2V、
カソード抵抗1KΩ、負荷抵抗27KΩ、デカップリング抵抗39KΩ

となります。 

デカップリング抵抗の値も充分な様ですので、この動作点に決定しました。




【電源平滑部】の設計


まず、電源トランスの出力電圧を予想します。

出力電圧については、書籍『情熱の真空管』 P.111に書いてあります。
今回の回路ですと1.24倍と仮定して、

220V×1.24 = 273V

出力電圧は273Vとしました。

また、これまでの設計から、

出力段 16mA×2 = 32mA
初段 2mA×2 = 4mA
270KΩのブリーダーとすれば、0.86mA → 0.9mA

ですから、回路に流れる総電流は、合計 36.9mAです。


出力電圧273Vから、【B電圧】231を引いて、
回路の総電流36.9mAで割れば、電源平滑部の抵抗値が求まります。

(273V-231V)/0.0369A = 1138Ω

1138Ω÷4 = 284Ω
 
よって、電源部の抵抗は、300Ωを2個、270Ωを2個、使用します。
(300Ω×2)+(270Ω×2)=1140Ω


次回は、ゲイン配分の確認と、最大出力の計算をご紹介する予定です。

(次回につづく)



【おまけ】

初段を 5670 に変更しても、プレート電圧が数ボルト異なるだけですので、まったく同一の回路定数でいけそうです。

5670 特性図

プレート電圧99~100V、プレート電流2mA、バイアス-2V、
カソード抵抗1KΩ、負荷抵抗27KΩ、デカップリング抵抗39KΩ

GE 5670


5670/2C51/WE396A/6N3P等の球を沢山お持ちの方は、初段を5670にして検討してもよいと思います。


ただし6BQ7系と5670系は、ピンアサインが全く異なりますので、差し替えはできません。
(ソケット変換アダプターを自作すれば可能???)


6BQ7-6CH6シングル真空管アンプ (1)2011/10/02 22:16

初心者のために、真空管アンプ設計のロードラインの引き方を解説していこうと思います。


とはいえ、さすがにブログで最初から説明するのは無理です。。。(汗


いちおう、真空管アンプキットラ技/MJ等の回路を製作した事があるけど、ロードラインを引いてオリジナルのアンプを製作するまでにはいかない。
というレベルを想定しています。


真空管特性図や三定数(gm、μ、rp)等が判らない人は、
今週末に発売予定の、真空管アンプの素 等の書籍で、まずは自習みてはいかがでしょうか?

木村哲 著 真空管アンプの素 [大型本]
http://www.amazon.co.jp/dp/4774148539

まだ未発売なので内容を確認していないですけど、ぺるけ氏のミニワッターを書籍化したもので、シングルアンプの製作方法について詳しく解説してあると思います。

私も、アマゾンで予約していて、手元に届いたらシングルアンプについての勉強を、またしようと考えています。。。(汗


ちなみに、真空管アンプの設計方法については、ネット上でも公開されていますけど、
http://www.op316.com/tubes/tips/tips0.htm
書籍を購入すれば印税が著者に入るので、著者に敬意を表して書籍を購入した方が良いのでは?とか個人的には思います。
ネット上のマニュアルを読んで、内容に納得したら書籍を購入する。
みたいな感じでしょうか???

そのあたりの判断は各自の自由です。。。(汗



さて、早速、本題に入りますが。。。



出力は0.6Wくらいで、主にヘッドフォン使用を想定して高能率のユニットならスピーカーにも出力できる!みたいな安価なミニアンプを設計しようと思います。

6BQ7 / 6CH6 (CV4055)


そこで、6BQ7を初段にした6CH6(CV4055)シングルアンプを設計していきます。

真空管アンプの製作費は、トランス類で決まってしまうので、まず最初に使用するトランスを決めてしまいます。

ラジオ少年 T-2V


製作費を安価にする為に、電源トランスは、ラジオ少年T-2V
出力トランスは、春日無線OUT41-357 として、
それに合わせてロードラインを検討します。


【出力段】の設計


T-2V電源トランス 出力電圧220V 許容電流70mA 70mA×0.64=44.8mAですので、
ブリッジ整流の場合の電源トランス許容電流は、約45mAです。
一方、OUT41-357出力トランスの許容電流は、20mAです。

また、6CH6の三結特性図を見ると、
http://www.retrovox.com.au/STC6CH6.pdf
(↑ PDFファイル 26ページのアプリケーションノートですので重いです。)

バイアス-12Vからバイアス線の間隔が狭くなっているので、動作点は-5V~-6Vあたりにした方が良いかな?と推察しました。

以上の事から、電源トランスの出力電圧220Vですから、だいたい220V周辺のプレート電圧で、-5V~-6Vあたりのバイアス線が通る所を探します。

そうすると、
プレート電圧220V、プレート電流16mA、バイアス-6V、
あたりが良さそうだという事になります。

上記動作点での、6CH6の三結時内部抵抗は3.5KΩくらいですので、その2倍は7KΩなので、7KΩのロードラインを引いてみます。

6CH6 (CV4055) 三結特性図


上記のロードラインと、ゼロバイアス線との交点のプレート電流は、
およそ32.5mAくらいなので、その1/2は、16.25mAですので、
どうやら電力効率最大の動作点と、それほど差異はないようです。

引いてみたロードラインは、ハズレではなさそう。。。(ホッ)


従って、動作基準点は、

プレート電圧220V、プレート電流16mA、バイアス-6V、
負荷7KΩ、カソード抵抗390Ω


とします。


出力段の動作点が決定したら、後は【B電圧】を求めます。

プレート電圧220Vにバイアス電圧6Vを加えた、
対アース電圧のプレート電圧226Vに、
出力トランス直流抵抗(DCR)電圧降下分を、さらに加えたものが、
【B電圧】です。

春日製OUT41-357の出力トランス一次側/直流抵抗(DCR)は、
330Ωですので、電圧降下は、

(プレート電流)0.016A×(DCR)330Ω = 5.28V

226V+5.28V= 231.28V   およそ231Vです。

これが、いわゆる【B電圧】で、これを求めないと設計できないという、
回路のキモです。


次回は、初段のロードラインを設計しようと思います。


(次回につづく)


5755-6CH6シングルアンプ 初段改造中2011/10/02 17:36

この週末、5755-6CH6シングルアンプの初段を 6BQ7 に変更する作業をしています。


5755→6BQ7 改造作業中

初段負荷抵抗、パスコン、カソード抵抗などを、ハンダ吸い取り線を使用して取り外していきます。

次に、改造するパーツですけど。。。

改造パーツ

初段負荷抵抗は、東京光音の 27KΩ1W
パスコンは、エルナーピュアキャップ
初段カソード抵抗と発信止め抵抗は、タクマンREY
デカップリング抵抗は、通常のタクマン酸金です。
あと、シャーシとボリュームツマミの隙間を埋めるワッシャ数枚。。。

上記のパーツを使用して、初段を 6BQ7 に改造します。


。。。。。


て、実を言いますと6BQ7-6CH6シングルの製作例を記事するかどうか、ずいぶんと悩みました。。。(汗


手頃な真空管アンプの製作例をアップすると真空管が乱獲されて、ベテラン真空管アンプ・ビルダーの方々からひんしゅく買いそうな気がして、どうしたものかな?と、実は困っていました。

けど、初心者の立場に立ってみれば、手頃な製作例がないと真空管アンプを製作するきっかけがなくて、それはそれで困るよなと実感していました。


私のブログの真空管アンプ作例が、出力0.3~0.6Wと小出力なのは、ベテラン真空管アンプ・ビルダーの方々のひんしゅく買わないように配慮しつつ、なおかつ、若い方々が興味を持ちそうなヘッドフォン・アンプを中心とした記事を書くという方針にしているからです。
出力1~2Wくらいの製作例を出すと、真空管が乱獲されて、ベテラン真空管アンプ・ビルダーの方々からひんしゅく買いそうで怖いです。。。(汗


この問題はかなり深刻で、なんせネット上で真空管アンプをググってみても、ヒットするのは昔の製作例ばかりで、ここ数年の製作例って、ぜんぜんヒットしないんですよね。

近年、真空管アンプ製作者は乱獲を警戒して作例(回路図)をネット上にアップしなくなってしまった(?)ので、ネット上では、長島氏とぺるけ氏の作例だけの状態になってしまって、もの作りとしてはとても不自然な状況になっているような気がします。


私のごく個人的な印象なんですけど。。。
ここ数年の真空管アンプ製作を趣味にしている人々の間では、出力1~2Wくらいの真空管アンプが欲しい人は、『情熱の真空管アンプ』等の書籍で勉強して自分で設計して作りましょう!という暗黙の了解(?)があって、真空管の乱獲を招くような1~2Wくらいの真空管アンプの回路図はネット上にアップしないような風潮(?)があるような気がします。

いやホント、ごく個人的な印象で私が勝手にそう感じてるだけです。。。(汗


とはいえ、長島氏とぺるけ氏の作例は、かな~り高度で初心者にはちょっとムズカシイ(?)ですから、簡単なアンプの作例がネット上になくて、この辺りが、『 真空管アンプの若者離れ 』の遠因なのでは?と個人的に推察してます。。。(汗


うーん。


つまり、初心者の為に、美味しい球の簡単な作例(回路図)の記事を書きたいのはやまやまなのですけど、真空管の乱獲を招くような状況を作りたくないというジレンマに落ち込んで、さんざん悩んでいる訳です。


結局、結論としては、やっぱりアンプ出力を0.3~0.6Wくらいに、わざと落とした製作記事にするしかありません。

ユーザーにしてみれば、出力1W前後くらいのアンプが欲しいと思うのが当たり前!なのですが、前出のとおり、製作記事を発表できないので、そこのところの苦しい事情をお察しください。。。(汗


まあそんな訳で、今後6BQ7-6CH6シングルの設計方法をアップする予定ですけど、出力は0.6Wくらいです。
たいへん申し訳ありません。。。。(汗


ただ、アンプの出力を落とすとプレート電流が少なくなりますので、電源トランスが小さくなって製作コストが安くなります。

それに、私個人は出力0.6Wくらいのアンプの方が省エネで良い。と思っているのですが。。。(汗


ラジオ少年 T-2V

6BQ7-6CH6シングルに使用する電源トランスは、ラジオ少年T-2Vですから、単価2200円です。
http://www.radioboy.org/trance/index.htm

※注 上記写真は、旧タイプです。
    現在のT-2Vは、250Vタップが廃止になっています。



アンプ全体のコストを、ざっくりと計算してみたところ、製作費はおおよそ1万五千円くらいのようです。


6BQ7-6CH6シングルアンプ コスト算出


次回から、6BQ7-6CH6シングルの設計の記事をアップする予定です。ご期待下さい。

(次回につづく)


6CH6アンプにトロピカルフィッシュが入ってた!2011/09/28 17:50

5755-6CH6シングル真空管アンプを手直ししようと思い、シャーシの中身を見てみたら。。。


5755-6CH6シングルアンプ (シャーシ内)


あれ???
エルナー・ピュアキャップとか、新しいパーツで手直しの形跡が。。。


5755-6CH6シングルアンプ (シャーシ内)


カップリングに、トロピカルフィッシュが入ってる。。。


あ…。

思い出しました。

一年以上前、マイミクさまに6CH6(CV4055)のグリッド・リーク抵抗は220kΩ以下だよ。って教えてもらってグリッド抵抗を交換したんでした。

そうか! 6CH6は、“グリッドリーク縛り”があったです!

それで、グリッド抵抗が小さくなるから、時定数を 0.03 以上確保する為、カップリングコンデンサーの容量を0.15μFに増やすのに、トロピカルフィッシュとか入れて遊んだりしたんでしたっけ。。。(汗

そうそう。

S屋で購入した、トロピカルフィッシュ 0.15u 600V Mullard/Philips です。

あと、出力段カソード抵抗に、デール巻線抵抗が入ってたりする(!)ので、出力段周りは大分手を入れてますね。。。(汗


回路図を掲載してみたりしますけど。。。


5755-6CH6シングルアンプ (回路図)


うーん。

なんか電源部の抵抗が、テキトーに手持ちの抵抗で賄った!
というのが、バレバレなのでお恥ずかしい限りです。。。(汗


10Ω+560Ω+300Ω+270Ω=1140Ω

現在、改めて見ると、

(300Ω3W×2本)+(270Ω3W×2本)=1140Ω 

電源部は、3Wの抵抗を4本使用するスタイルに変更した方が良いかも。

あと、デカップリング抵抗も、左右2本に分けた方が良さげです。

それに、初段はとりあえず手持ちの真空管5755で製作した訳ですけど、6CH6は高感度なのでμ=30くらいの球でドライブ出来ます。



5755は内部抵抗が大きいので、低内部抵抗球にしたい処です。



6414、6922(6DJ8)、6R-HH2、は以前使用したので、あと安価で手頃な球というと、5670、6BQ7あたりでしょうか。。。?

それで、いろいろ考えた末、初段を 6BQ7 に改造しようかと思います。

実は、目の前にRCA6BQ7が転がってただけ(!)なんですけど。(おい)


RCA 6BQ7


6BQ7 でしたら6922(6DJ8)6R-HH2あたりと、差し替えできますし。。。


そんな訳で、現在、初段を6BQ7にするべく設計をやり直しています。


(次回につづく)


5755-6CH6シングルアンプを手直しするかな?2011/09/26 17:18

連休中に部屋の掃除をしていて、真空管アンプを発掘(!)しました。


5755-6CH6シングル真空管アンプ

超~汚~いっ!!

なんか、かな~りホコリが堆積してて、こりゃあいったい、いつ製作したのかと調べてみたら。。。


5755-6CH6シングル真空管アンプ

2008.11.13 設計/製作???

およそ3年前でした。。。(汗



それで、ホコリを被ったアンプの写真を掲載するのもちょっとアレなので、3年前の当時に撮影した写真を、パソコンのハードディスクの中から探してきました。


5755-6CH6シングル figma 長門有希
5755-6CH6シングル真空管アンプ (ヘッドフォン/スピーカー両用)
6CL6変換ソケットアダプター付き
マックスファクトリー figma 長門有希


タカチYM-200シャーシを使用した安価で簡素な『試作アンプ』でしたので、当時の自分は、サクッと簡単に(?)figmaを載せていたようです。

その後、しばらくしてから、EAC91-EL821アンプを製作したので、この5755-6CH6アンプは、試作零号機(!)みたいなモノでしょうか。

まあ要するに、本番前の予備実験機みたいな?

5755-6CH6シングル真空管アンプ


当時の写真を見ると、試作機を組んで6CH6(CV4055)の動作を確認しながらソケットアダプターを製作して、6CL6の動作確認&音質評価も行っていたようです。


6CH6→6CL6変換ソケットアダプター


過去に撮影した写真を見てたら、そんな事をした記憶がうっすらと蘇ってきました。。。(汗 (おい)


巷では、6CH6は6BQ5類似球という話もチラホラ聞きますけど、どうしてそうなのかよくわかりません。三結特性が違うような気がします。
私個人的には、米国系高感度球の6CL6の方が、6CH6(CV4055)に似ているような気がするのですが。。。(汗

とは言え、6CH6(CV4055)6CL6では、三極管接続時のバイアスが若干異なります。


幸い6CL6の方がバイアスが深いので、差分のカソード抵抗+パスコンをアダプターに追加します。
こうすると追加したカソード抵抗分だけ、バイアスが深くなる訳です。

6CH6→6CL6変換ソケットアダプター

実際に音出して試聴してみたら、東芝製6CL6はなかなか良かったです。

もっとも、こってり感は、ブライマー6CH6が圧倒的ですけど。。。(汗

うーん。

それにしても、製作時の様子をマメに撮影して記録しておくと、過去の自分が何をしていたのか、よく分かって良いですね。(^O^) (←自画自賛)



まあそんな訳で、6CH6(CV4055)は欧州系のこってりした音がして面白いので、発掘したこのアンプを手持ちにあるパーツで手直しして遊ぼうかな?と、ちょっと考えています。


最近、フィギュアを立て続けに購入してしまった(!)ので、あんまりお金をかけずに遊ぼうかなと。。。(汗      ( おい。。。(^_^; )



JH科学さんのイラストをモノクロ写真にしてみた。2011/09/15 01:07

以前の記事で、JH科学さんのイラストを油彩画にしてみたのですが。。。
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2011/09/01/6084569

noriさんを通じて、JohnHathwayさんに確認がとれました!

展示会で撮影した画像は、全体のうちの一部分だけだったのですが、それが全体の画像と勘違いされる&それが本家と勘違いされる。可能性があるので、掲載の画像は絵の一部分であること。と注記して、掲載画像に(c)JohnHathwayのコピーライトを追加致しました!

連絡を取って頂いたnoriさまと、たいへんお忙しい中、ご返信いただいたJohnHathwayさんに、この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。(^O^)

展示会以降、JohnHathwayさんは、ものスゴク忙しいらしいです。。。(汗
なんか他愛もない事で、お手数お掛けしちゃって、すみませんでした。。。


それで、過去の記事を修正するついでに、Copyrightを追加した画像を、再度、掲載致します。



JH科学 (c)JohnHathway
中野ブロードウェイで行われた、JohnHathwayさんの展示会(JH科学展)にて、イラスト画の一部分を撮影。(オリジナルは、もっと大きいです。)
FotoSketcher Ver.2.10 にて、油彩に変換


JH科学 (c)JohnHathway
中野ブロードウェイで行われた、JohnHathwayさんの展示会(JH科学展)にて、イラスト画の一部分を撮影。(オリジナルは、もっと大きいです。)
FotoSketcher Ver.2.10 にて、水彩に変換



作者ご本人に確認が取れましたので、ちょっと追加の画像など。  (おい)

ネコ少女を、さらにアップにしてみたり。。。

ネコ好きなんで、すみません。。。(大汗



JH科学 (c)JohnHathway
中野ブロードウェイで行われた、JohnHathwayさんの展示会(JH科学展)にて撮影した画像の、一部分をトリミングしたもの。


さらに、上掲載画像を、温黒調モノクロ写真にしてみます。


JH科学 (c)JohnHathway

フォトショップで、グレースケール→ダブルトーン処理して、温黒調モノクロにした後、トーンカーブでコントラストを調整します。 
かなりS字カーブを強くして、ハイライト部分をより白く、シャドウ部分をより黒くして、コントラストを強くします。


JH科学 (c)JohnHathway
中野ブロードウェイで行われた、JohnHathwayさんの展示会(JH科学展)にて撮影した画像の、一部分をトリミングしたもの。
フォトショップで、温黒調モノクロ写真風にしたもの。

さらにさらに、FotoSketcher Ver.2.10 にて、鉛筆スケッチ画に変換します。


JH科学 (c)JohnHathway

支持体のマット面を強くしてみました。(テクスチャー → ストロング)

JH科学 (c)JohnHathway
中野ブロードウェイで行われた、JohnHathwayさんの展示会(JH科学展)にて撮影した画像の、一部分をトリミングしたもの。
FotoSketcher Ver.2.10 にて、温黒調の鉛筆スケッチ画に変換


JohnHathwayさんのイラストは、どこかノスタルジーちっくな雰囲気もあるので、レトロな温黒調モノクロ写真や鉛筆スケッチ画にすると、郷愁感が強調されて面白いかもしれません。



JH科学 (c)JohnHathway
中野ブロードウェイで行われた、JohnHathwayさんの展示会(JH科学展)にて、イラスト画の一部分を撮影


JH科学 (c)JohnHathway
中野ブロードウェイで行われた、JohnHathwayさんの展示会(JH科学展)にて、イラスト画の一部分を撮影
フォトショップで、温黒調モノクロ写真風にしたもの。


あと、モノクロ写真にして色情報をなくすと、視覚が色に惑わされる事(?)がなくなるので、主題がストレートに目に飛び込んできます。
JohnHathwayさんのイラストは、空間描写が特殊なので、その空間情報が目に飛び込んでくるんで面白いです。(^O^)



JH科学 (c)JohnHathway
中野ブロードウェイで行われた、JohnHathwayさんの展示会(JH科学展)にて、イラスト画の一部分を撮影。(オリジナルは、とても大きいです。)


JH科学 (c)JohnHathway
中野ブロードウェイで行われた、JohnHathwayさんの展示会(JH科学展)にて、イラスト画の一部分を撮影。(オリジナルは、とても大きいです。)
フォトショップで、温黒調モノクロ写真風にしたもの。


上掲載画像のモノクロ画像を見た時、まるでバベルの塔のような(!)店舗の集合体を見て、セバスチャン・サルガドが撮影した、金採掘場のモノクロ写真を思い浮かべました。



sebastiao salgado 『 workers 』
sebastiao salgado 『 workers 』 セバスチャン・サルガド

sebastiao salgado 『 workers 』
sebastiao salgado 『 workers 』 セバスチャン・サルガド


セバスチャン・サルガドは、現代モノクロ写真の第一人者で、もはや説明不要かもしれません。

湾岸戦争時の油田火災の写真を見た事がある人も多いのでは???


sebastiao salgado 『 workers 』
sebastiao salgado 『 workers 』 セバスチャン・サルガド

sebastiao salgado 『 workers 』
sebastiao salgado 『 workers 』 セバスチャン・サルガド


近年では、ポリオ撲滅キャンペーンの写真を撮ったりしていたので、一連のアフリカ・シリーズのモノクロ写真を目にした人も沢山いると思います。

私自身も、東京都写真美術館で開催された、セバスチャン・サルガド「ESSAYS」-この大地を受け継ぐもの-展(2003.11.29~2004.01.12)に、当時、行ってきました。
サルガドのオリジナルプリントのモノクロ写真は凄かった。。。(大汗


サルガドのモノクロ写真は、もはや写真を超えて絵画のような様相があるので、視覚が色に惑わされる事なく、主題がストレートにガツンと来るという感じがとても、実感できます。



JohnHathwayさんのイラストは空間描写が特殊なので、モノクロ写真に加工して遊んで、ちょっとその気分を味わせて頂きました。(^O^)



シュルレアリスムの ポール・デルヴォー2011/09/11 20:08

前回の記事で、サイドや背後から外光が差し込んで、柔らかい光が室内空間を満たす感じを写真に撮りたい。と書きましたけど。。。

撮影する際に、フェルメールを意識しているのか?と、問われれば、普段は、それほどフェルメールを意識していません。


これまで、真空管アンプの上に、フィギュアを載せて撮影してきましたけど、その写真について、私自身どう思っているかと言えば、シュルレアリスム画家のポール・デルヴォーの絵画みたいなモノかなぁー。とボンヤリ思っています。




EAC91-EL821真空管アンプ (ヘッドフォン/スピーカー出力両用)
ウェーブ製 けいおん! 中野梓 (水着バージョン)
ウェーブ製 けいおん! 中野梓 (水着バージョン)

ウェーブ製 けいおん! 中野梓 油彩画
上掲載の中野梓の画像を、FotoSketcher にて、油彩画へ変換


12AX7-1626真空管アンプ (ヘッドフォン/スピーカー出力両用)
メガハウス製 ヨスガノソラ 春日野 穹 (水着バージョン)
メガハウス製 ヨスガノソラ 春日野 穹 (水着バージョン)

メガハウス製 ヨスガノソラ 春日野 穹 油彩画
上掲載の春日野 穹 の画像を、FotoSketcher にて、油彩画へ変換


真空管アンプ+水着フィギュア(!)の油彩画を眺めていると、そのミスマッチな組み合わせ(?)から、なんとなく、鉄道と裸婦をモチーフにして描いていた、ポール・デルヴォーを連想します。


ポール・デルヴォーの描く女性は、前期は肉感的でしたけど、後期は目が大きくてスレンダーで萌え絵風(?)な女性像なので、私個人的には、後期のデルヴォーの絵が好きです。(^O^)



ポール・デルヴォー 夜汽車
Paul Delvaux ポール・デルヴォー 『夜汽車』

ポール・デルヴォー 花嫁の衣装
Paul Delvaux ポール・デルヴォー 『花嫁の衣装』

ポール・デルヴォー 孤独
Paul Delvaux ポール・デルヴォー 『孤独』 Soledad (1955)

ちなみに、上掲載の『孤独』 Soledad (1955) に、たいへんよく似た作品で、『クリスマスの夜』(1956)という作品があります。
デルヴォーは、同じような構図構成の絵が沢山あるので、とても紛らわしいです。。。(汗


デルヴォーは、(鉄道/汽車/電車/駅)+裸婦という組み合わせが多いのですけど、今回は、ちょっと大人しい感じの絵を。。。

裸婦の方に興味のある方(!)は、各自で画像検索して下さい。。。(汗 



が撮影するフィギュア真空管アンプの写真と、デルヴォーの絵画は、まったく構図構成が違うのですけど、(真空管とフィギュア)と(鉄道と裸婦)みたいな、ミスマッチな組み合わせのモチーフが似てるかな???と。

でもそうすると、私の撮影する『フィギュア真空管アンプ』の写真は、シュルレアリスムである。という事になってしまうのでしょうか???

うーん。

その辺りの、美術の専門的な事は判りません。すみません。。。(汗


とりあえず、私自身、ポール・デルヴォーが好きです!
という感じで、本日の記事を締めたいと思います。(^O^)   (おい)