6BQ7-6CH6シングル真空管アンプ (7) ― 2011/10/20 18:59
6CH6を使用する際の注意事項をまとめてみました。
①グリッドリーク抵抗は、220KΩ以下。
(EL821ムラード規格 LIMITING VALUESに記載あります。)
http://www.mif.pg.gda.pl/homepages/frank/sheets/129/e/EL821.pdf
①グリッドリーク抵抗は、220KΩ以下。
(EL821ムラード規格 LIMITING VALUESに記載あります。)
http://www.mif.pg.gda.pl/homepages/frank/sheets/129/e/EL821.pdf
②サプレッサー・グリッド(G3)が単独で出ているのでカソードに繋ぐ。
③高感度球ですので、グリッドに発振止め抵抗を入れる。
④1番ピンは、球の内部で9番ピンのサプレッサー・グリッド(G3)に接続されています。
1番ピンと6番ピンは、欧州球によくある“IC”(=インターナル・コネクト)ピンですから内部の電極のどれかに接続されてたりしますので注意が必要です。
どこに接続されているのかは、実際にテスターで確認するしかありません。
6CH6の1番ピンは、9番ピンと繋がってました。。。(汗
ですから、ソケットの1番ピンをラグ板の代用して使用する事はできません。
ソケットの1番ピンは、なにも接続せず空けておきます。
グリッド発振止抵抗を入れるのに、ついラグ板の代わりに使用してしまいそうですけど、それをやるとグリッドとG3が繋がってしまいます。
おまけに、9番ピンのG3はカソードに接続しますので、グリッドとカソードとG3が繋がってしまうという、訳の分からない状態になります。。。(汗
とにかく欧州球の“IC”(=インターナル・コネクト)ピンは空けておいた方が無難です。。。(汗
⑤6CH6はそれなりに熱くなる球ですので、あらかじめシャーシに放熱穴を開けたり、落とし込みサブ・シャーシを採用するなり、熱対策を施しておいた方がよろしいかと思います。
以上、簡単ですが、
6CH6を使用する際の注意事項を、箇条書きしてみました。(^O^)
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