6BQ7-6CH6シングル真空管アンプ (4)2011/10/08 12:52

引き続き、6BQ7-6CH6シングル真空管アンプの設計です。

今回は回路図を掲載する予定でしたけど、アンプの手直し作業が終わったので、その時のハンダ付け工程をご紹介しようと思います。


初段が5755であった時のパーツを、はんだ吸い取り線で取り外した所から、作業がスタートします。



6DJ8に差し替える事を想定して、グリッド入力に発振止め抵抗を追加します。ただし、ラグ板の余りがないので、ボリュームからのコードに直付けします。グリッドオープン防止抵抗もボリューム端子に直付けです。
6BQ7-6CH6シングルアンプ 配線手直し



②抵抗がコロコロと転がってコードにハンダ付けしにくいので、コンビニ割り箸養生テープで固定してハンダ付けします。
6BQ7-6CH6シングルアンプ 配線手直し



③ハンダ付けしたら、熱収縮チューブで絶縁と補強します。
6BQ7-6CH6シングルアンプ 配線手直し



ヒーターバイアスセンターピンシールドのアース配したら、グリッド入力発振止め抵抗をソケットにハンダ付けします。
6DJ8は、高gm球なので、そこら辺をキッチリしとかないと、雑音出たり発振したりするので注意が必要です。
6BQ7-6CH6シングルアンプ 配線手直し



⑤初段の負荷抵抗は、東京光音カーボンフィルムです。
カソード抵抗バイパスコンデンサーをハンダ付けしていきます。
6BQ7-6CH6シングルアンプ 配線手直し



⑥左右独立のデカップリング抵抗にします。ブリーダー抵抗も忘れずにハンダ付けします。
6BQ7-6CH6シングルアンプ 配線手直し



⑦手直しのハンダ付け作業が終わった所です。
6BQ7-6CH6シングルアンプ 配線手直し



B電圧を確認しています。
設計値は231Vでしたけど、実測値は233.7Vでした。。。(汗
6BQ7-6CH6シングルアンプ 配線手直し



6BQ7のバイアス電圧測定しています。
1KΩのカソード抵抗で、バイアス電圧2.135Vですから、プレート電流2.135mA(約2.1mA)です。
6BQ7-6CH6アンプ 初段→6BQ7



6R-HH2のバイアス電圧測定しています。
1KΩのカソード抵抗で、バイアス電圧2.179ですから、プレート電流2.179mA(約2.2mA)です。
6BQ7-6CH6アンプ 初段→6R-HH2



6922(6DJ8)のバイアス電圧測定しています。
1KΩのカソード抵抗で、バイアス電圧2.385ですから、プレート電流2.385mA(約2.4mA)です。
6BQ7-6CH6アンプ 初段→6922(6DJ8)



実際に、6BQ7/6R-HH2/6922(6DJ8)を計測してみたら、バイアスは、2V~2.5Vの範囲に収まっているようなので、差し替えしても支障なさそうです。
(ただし各球バラツキの個体差ありますので、絶対的な保証はありません。ご了承下さい。。。)


いちおう、手直し完了しましたので、現在エージング中です。。。(汗


6BQ7-6CH6アンプ エージング中。。。
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次回は、回路図を掲載する予定です。

(次回につづく)


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