6414-PCL86ロードラインの引き方(6)2011/04/15 11:10

6414-PCL86真空管アンプ製作の続きです。

ハンダ付けが終了したPCL86アンプは、
各部の電圧値を測定して、設計通りに動作しているかチェックします。

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あと、各部の電圧値をチェックしながら、
感電しないように注意して、軽く抵抗に触れて発熱を確認します。

ブリーダー抵抗が、かなり熱いです。。。(汗

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PCL86アンプのブリーダー抵抗100KΩ2Wで、ディレーティング4倍を取ってるんですけど、かなりアッチッチ状態なので3Wの抵抗に付け替えました。
アッチッチ状態をほっとくと、シャーシ内の温度が高くなるので抵抗の表面温度は、全体的に低めにしといた方がよろしいかと思います。


書籍『情熱の真空管』とかに、抵抗のディレーティングは4倍とか書いてありますけど、実際の所、4倍だと触れられないくらいに熱くなります。
私個人は、最低でも6倍、余裕がある時は8~10倍とっています。



測定した電圧値を回路図に記載します。

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上掲載の回路図の、赤字が設計値で、青字が実測値です。

電源の電解コンデンサー、ブリーダー抵抗、初段カソード抵抗、出力段パスコンなどのパーツが、当初の設計から変更になっています。
主に、手持ちパーツを流用した結果です。


全体的に見ると、やっぱり電源トランスの出力電圧が高めです。

ダイオード整流後の出力電圧が、263.2Vですから、端子電圧195Vの1.349倍です。
もっとも195V端子の出力自体が高めで、203Vくらいの出力が出ています。(ちなみに我が家の100Vコンセントの出力は、100.5Vで、ほぼ100Vです。)

春日無線の電源トランスはコアに余裕があるのか、出力電圧はいつも高めに出ます。
それを見越して、電源トランスの出力電圧を×1.32倍で設計したのですが、それよりもさらに高くなる結果になりました。


手持ちの抵抗の関係で、電源平滑部の抵抗は、
680Ω10W+220Ω3Wを投入したのですが、
それでもB電圧は225.3Vと設計値の223Vよりも2.3Vくらい高いです。まあ、2.3Vくらいだったら手直ししなくてもOKかと思います。

このアンプを製作したのは、2009年の10月ですので、
一年半が経過した現在、あらためてこのアンプを見ると、
いろいろ改善した方が良いような気もします。

電源の抵抗なんかは、220Ω3W×3個/300Ω5W 一個の、合計960Ωくらいにするとか。。。
ブリーダー抵抗は、デカップリングの末端で左右別に2個使用してますけど、電源に入れて一個に減らす。とか。。。

そのうちに、修正しようかな?と、ちょっと思いました。。。(汗


次回は、初段を 12AX7 → 6414 に変更した事の効果
初段の出力インピーダンスの変化について書きたいと思います。 

(次回につづく)


。。。。。



(おまけ)

お好きな方だけどうぞ。。。(汗

以下の写真は、趣味で作った真空管アンプとフィギュアの写真です。
フィギュアとか苦手な人は、くれぐれも見ないようにお願い致します。


6414-PCL86(五極部のみ使用)シングル(ヘッドフォン/スピーカー)
オーキッドシード スク水メカナース少女ナナ
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通常、フィギュアは組立済みの完成品状態なのですが、
なかには自分で組立をしなければならないフィギュアもあります。
スク水メカナース少女ナナも、組立しなければなりませんでした。
まるでガンプラです。。。(汗

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苦心の末、組立が完成した状態です。
ストライクガ○ダムみたいで、カッコイイです。(おい)

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フィギュアの造形は、駒都えーじ氏のイラストを元にしています。

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お目汚し失礼しましたっ!