1626-FETハイブリッドアンプ~秋月24V・ACアダプタ(1) ― 2013/04/19 17:24
前回のブログで、真空管のヒーター電流が600mAなら出力1.4Wなのでしょうか???と、書きましたけど。。。
いまさらこんな事を言うのはアレですけど個人的に1.4Wは無理かな?と、実は思っていたりしています。。。(汗
仮にスピーカー(8Ω)で出力1.4Wとして、必要な電圧と電流を計算してみると、
必要電圧 Vo= √(1.4×8) =3.3Vrms =4.7V peak
必要電流 Io= √(1.4÷8) =0.4Arms =0.59A peak
なので、FETソースフォロワ部分だけ(!)を考えれば、アイドリング電流を590mA以上(=600mA)流せば出力1.4W出るかと思うのですけど、問題は、ピーク電圧 4.7V peak ではないかと推察します。
ピーク電圧 4.7V peak は、ピーク・トゥ・ピークですと、9.4Vp-pですが、電源は24VありますのでFETソースフォロワ部分はOKです。
しかしながら、真空管電圧増幅部分で、9.4Vp-p 出力が厳しい(!)のではないでしょうか???
言葉でいうとピンとこないかもしれませんので、PL84 (15CW5)ロードライン でざっくりと説明します。
ちなみに、12V6GTとか1626の特性図ですとグラフ目盛の単位が大きくてロードラインは検討できませんでした。PL84 (15CW5)についても、かなり拡大印刷して検討しました。。。(汗
いまさらこんな事を言うのはアレですけど個人的に1.4Wは無理かな?と、実は思っていたりしています。。。(汗
仮にスピーカー(8Ω)で出力1.4Wとして、必要な電圧と電流を計算してみると、
必要電圧 Vo= √(1.4×8) =3.3Vrms =4.7V peak
必要電流 Io= √(1.4÷8) =0.4Arms =0.59A peak
なので、FETソースフォロワ部分だけ(!)を考えれば、アイドリング電流を590mA以上(=600mA)流せば出力1.4W出るかと思うのですけど、問題は、ピーク電圧 4.7V peak ではないかと推察します。
ピーク電圧 4.7V peak は、ピーク・トゥ・ピークですと、9.4Vp-pですが、電源は24VありますのでFETソースフォロワ部分はOKです。
しかしながら、真空管電圧増幅部分で、9.4Vp-p 出力が厳しい(!)のではないでしょうか???
言葉でいうとピンとこないかもしれませんので、PL84 (15CW5)ロードライン でざっくりと説明します。
ちなみに、12V6GTとか1626の特性図ですとグラフ目盛の単位が大きくてロードラインは検討できませんでした。PL84 (15CW5)についても、かなり拡大印刷して検討しました。。。(汗
PL84 (15CW5) Triode connection
PL84 (15CW5) の内部抵抗は、2~2.5KΩくらいかもしれませんが、
12V6GTとか1626の内部抵抗は、3~4KΩくらいかな?と思ったので、負荷抵抗は2倍以上の10KΩとしてみました。
さて、初段の動作基準点をバイアス-1.25Vとして、バイアスを±0.5Vスイングさせると、ロードライン10KΩ上のバイアス-0.75から-1.75Vまでスイングします。
その時の、プレート電圧は、
ゼロバイアス側 → 9V (電圧の変化量4V)
カットオフ側 → 16.5V (電圧の変化量3.5V)
-0.75から-1.75Vまで1V分バイアスを変化させると、プレート電圧は4+3.5=7.5V変化しますので、ゲインは7.5倍です。
要するに、入力1Vp-pで、出力7.5Vp-pという事です。
これはかなり理想的な状態で、実際は初速度電流領域とカットオフ周辺領域に挟まれる間の、ごく狭い範囲で電圧増幅が行われると想像できるので、前出の9.4Vp-p電圧出力はちょっと無理なのでは?と推察している次第です。
PL84 (15CW5) の特性図でそんな状況ですので、ごく一般的な球(?)であるところの12V6GTとか1626だったら、5Vp-p出力あたりが良いトコじゃないかなーと、個人的に妄想しております。。。(汗
その辺りの事は、真空管の品種によってそれぞれ条件(μの値とか。。。)が異なりますので実際にアンプを組んでみないと解らない所だと思います。
案外と簡単に1Wくらいの出力が出るかもしれませんし、あるいはまったく逆で、ぜんぜん出力が出ないかもしれませんし、ホント実際にアンプを組んでみないと解らない所なのではないでしょうか???
つまり、真空管電圧増幅部分がアンプ出力の“ボトルネック”なのでは?と、テツさんは想像しております。。。(大汗
さて、前フリが長くなりましたが。。。。。
そんな訳で、実際にアンプを組まなきゃなぁ…と考えながらも、いっこうに製作が進行していなかった(!)のですが、長野から荷物が届きまして、テツさんは、いきなりトランザム・モード(!)のスイッチが入りました!! ( おい。。。(^_^; )
PL84 (15CW5) の内部抵抗は、2~2.5KΩくらいかもしれませんが、
12V6GTとか1626の内部抵抗は、3~4KΩくらいかな?と思ったので、負荷抵抗は2倍以上の10KΩとしてみました。
さて、初段の動作基準点をバイアス-1.25Vとして、バイアスを±0.5Vスイングさせると、ロードライン10KΩ上のバイアス-0.75から-1.75Vまでスイングします。
その時の、プレート電圧は、
ゼロバイアス側 → 9V (電圧の変化量4V)
カットオフ側 → 16.5V (電圧の変化量3.5V)
-0.75から-1.75Vまで1V分バイアスを変化させると、プレート電圧は4+3.5=7.5V変化しますので、ゲインは7.5倍です。
要するに、入力1Vp-pで、出力7.5Vp-pという事です。
これはかなり理想的な状態で、実際は初速度電流領域とカットオフ周辺領域に挟まれる間の、ごく狭い範囲で電圧増幅が行われると想像できるので、前出の9.4Vp-p電圧出力はちょっと無理なのでは?と推察している次第です。
PL84 (15CW5) の特性図でそんな状況ですので、ごく一般的な球(?)であるところの12V6GTとか1626だったら、5Vp-p出力あたりが良いトコじゃないかなーと、個人的に妄想しております。。。(汗
その辺りの事は、真空管の品種によってそれぞれ条件(μの値とか。。。)が異なりますので実際にアンプを組んでみないと解らない所だと思います。
案外と簡単に1Wくらいの出力が出るかもしれませんし、あるいはまったく逆で、ぜんぜん出力が出ないかもしれませんし、ホント実際にアンプを組んでみないと解らない所なのではないでしょうか???
つまり、真空管電圧増幅部分がアンプ出力の“ボトルネック”なのでは?と、テツさんは想像しております。。。(大汗
さて、前フリが長くなりましたが。。。。。
そんな訳で、実際にアンプを組まなきゃなぁ…と考えながらも、いっこうに製作が進行していなかった(!)のですが、長野から荷物が届きまして、テツさんは、いきなりトランザム・モード(!)のスイッチが入りました!! ( おい。。。(^_^; )
過去のブログに書いた、上高地線イメージキャラクター 渕東なぎさ のフィギュアですっ!カワイイです!!
《過去のブログ》 別所線のフィギュアにビックリした。。。(汗
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2013/01/05/6682053
《過去のブログ》 別所線のフィギュアにビックリした。。。(汗
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2013/01/05/6682053
過去記事に書いた、別所線存続支援キャラクター『 北条まどか 』も既に発売されていて欲しいのですけど、とりあえず 『 渕東なぎさ 』の方はアルピコ交通の通販(!)がありましたので、早速購入した次第です!
アルピコ交通 PLUM 渕東なぎさ ミニフィギュア
http://www.alpico.co.jp/traffic/goods/items/item53.php
2頭身のかわいらしいストラップ『渕東なぎさラバーストラップ』にもズキューンときましたけど、テツさんの本懐は“フィギュア”なので、ストラップはグッと我慢したのはナイショです!! ( おい。。。(^_^; )
アルピコ交通 渕東なぎさラバーストラップ 2頭身キャラが可愛い!
アルピコ交通 渕東なぎさラバーストラップ
http://www.alpico.co.jp/traffic/goods/items/item49.php
そんな訳で、渕東なぎさフィギュアを真空管アンプの上に載せる脳内妄想により、トランザム・モードが発動した(!)ので、1626-FETハイブリッドアンプのシャーシを加工しました!
アルピコ交通 渕東なぎさラバーストラップ
http://www.alpico.co.jp/traffic/goods/items/item49.php
そんな訳で、渕東なぎさフィギュアを真空管アンプの上に載せる脳内妄想により、トランザム・モードが発動した(!)ので、1626-FETハイブリッドアンプのシャーシを加工しました!
1626-FETハイブリッドアンプのシャーシを加工
1626-FETハイブリッドアンプのシャーシを加工
1626-FETハイブリッドアンプの部品組立
1626-FETハイブリッドアンプの部品組立
んで、ひと通り部品を組み上げてハンダ付けの準備を完了した所で、トランザム・モードが切れました!! ( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )
ていうか、『フェノメノ 参 収縮ファフロツキーズ』が既にアマゾンから届いていて読みたくてウズウズしているので、その誘惑に勝てそうもありません。。。(汗
んで、ひと通り部品を組み上げてハンダ付けの準備を完了した所で、トランザム・モードが切れました!! ( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )
ていうか、『フェノメノ 参 収縮ファフロツキーズ』が既にアマゾンから届いていて読みたくてウズウズしているので、その誘惑に勝てそうもありません。。。(汗
アルピコ交通『渕東なぎさ ミニフィギュア』と『フェノメノ 参 収縮ファフロツキーズ』
『フェノメノ 参 収縮ファフロツキーズ』は今晩にでも読んで、早々に1626-FETハイブリッドアンプのハンダ付けをしたいと思います。(^O^)
おまけ
『フェノメノ 参 収縮ファフロツキーズ』は今晩にでも読んで、早々に1626-FETハイブリッドアンプのハンダ付けをしたいと思います。(^O^)
おまけ
『フェノメノ 弐 融解ファフロツキーズ』の写真を“レトロ風”にしたら、なんだか酷く雰囲気がある。。。(汗
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