秋月24V・ACアダプターFETハイブリッドアンプ(2)2013/04/11 18:22

前回ブログの表題が、“(1)”だったので、続編の“(2)”とかあるのけ?と、考えた方もいらっしゃると思うのですけど、実はあります!

本日の記事は、秋月24V・ACアダプターFETハイブリッドアンプの続きです。


さて、低電圧大電流球の12L6GT12W6GT、は12V6GTとピンアサインが同一です。


12L6GT、12W6GT、は12V6GTとピンアサインが同一です!
12L6GT、12W6GT、は12V6GTとピンアサインが同一です!


12L6GT12W6GTは手元にないのですけど12V6GTは沢山あるので、とりあえずオクタルソケット(US 8 pin)に配線してみた。


それで、6V6GT三結って内部抵抗3KΩくらい(?)だし、案外、プレート電流が流れたりして?とか妄想して、実際に12V6GTに電圧を掛けて実験してみたら、実にあっけなくプレート電流が流れた!?


12V6GTに電圧を掛けて実験してみたら、プレート電流が約1mA流れた!?
12V6GTに電圧を掛けて実験してみたら、プレート電流が約1mA流れた!

ええっ!!!

ビックリ!?

いやはや24V電源の低電圧でもプレート電流が流れるモノなのですね。

カソード抵抗1.2KΩ、バイアス1.08V、ですから、

1.08÷1.2=0.9mA およそ1mA弱プレート電流が流れてます。


試しに他の12V6GTを実験してみましたけど、やっぱり0.9mAくらい流れるようです。。。(汗
試しに他の12V6GTを実験してみましたけど、やっぱり0.9mAくらい流れるようです。。。(汗


うーん。

キツネにつままれたような、実に不思議な気分です。。。(滝汗

狐狸にでも化かされてんのかね(ギンコ談)


。。。。。(汗


要するに、低電圧大電流球じゃなくても、けっこう普通の球でも使用できちゃうのでしょうか???


とりあえず、回路図をちょろっと書いてみました。


12V6GT VISHAY IRF610 hybrid Amplifier (Tube Headphone Amplifier) TESTING CIRCUIT
12V6GT VISHAY IRF610 hybrid Amplifier (Tube Headphone Amplifier) TESTING CIRCUIT


アイドリング電流が225mAになりますので、出力が減少して0.2Wになります。


あと、6V6系の球は各社から発売されていますし、球の造りもそれぞれ異なるので、すべての12V6GTがオッケーかどうかは解りません。

ていうか、それ以前に、ちゃんと音が出て音楽が聴けるのかどうかも、実際に組んでみて試聴してみないとなんとも言えません。


いやホラ。まずは低電圧でプレート電流が流れてくれないと話にならないのですけど、まさか12V6GTで流れるとは予想だにしていなかったので、まだ心の準備ができてません。。。(汗


えーと。


とりあえず、手元に12V6GTは沢山あるんで、もしマイクロフォニックノイズが出たら他ブランドに交換して対応できるので、12V6GTアンプだったら実際に製作してみても良いかな???と、つらつら考えているテツさんでありました。