6RHH2-PCL86~1万円真空管アンプ(10)2011/05/02 20:18

6R-HH2を初段にしたPCL86シングルアンプのハンダ付けが、
やっと終了しました。


早速、各部の電圧を測定して、チェックしたところ。。。


BT-2V電源トランスのヒーター6.3V出力を、2個シリーズ(直列)接続した、12.6Vの電圧値が、0.064Vでした。。。(汗

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通常、ヒーターをシリーズ接続する場合は、位相を揃える為に、
0V-6.3V0V-6.3V と、接続するのですが、
その通りに接続したら、12.6V出力のハズが、0.064Vでした。。。(汗

完全に“ 逆位相 ”になって、しっかりと出力を打ち消しあっています。

要するに、電源トランスにプリントしてある、『 0V 』、『 6.3V 』の表記が正確でないようで、交流出力の位相が曖昧なようです。。。(大汗

まあ、慌てず騒がず、そういうものだと思って片一方のヒーター配線を、逆に接続し直せば良いだけですけど。。。


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それで、逆にハンダ付けし直したら、12.49V出ました。

ヒーター許容電流のうち半分くらいしか電流を流さないので、13Vくらいの高めに出るかと期待していたのですが、むしろ低めに出てしまいました。

まあ、電源トランスが一個¥1700円で購入できる事を思えば、
これくらいは許容範囲(?)でしょうか。。。(汗




その他の部分では特に異常がなかったので、軽くエージングしたところ、PCL86のヒーター電圧はさらに低下して(!)12.21Vになりました。


それでも、PCL86は、べつに何事もなかったかのように、
ごく普通に鳴っております。(笑)

PCL86って、12Vでも使用できるとはウワサで聞いてましたけど、
実際に、ちゃんと鳴るんですね。なんか新鮮な驚き。。。


引き続き、エージングして、経過を観察しようと思います。



あとついでに、シャーシ内部を公開致します。


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初段6R-HH2ソケット周辺のハンダ付けが、ちょっと厳しいです。。。(汗



次回は、実測した各部の電圧値を公開する予定です。

(次回につづく)


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