6DJ8-1626ヘッドフォンアンプ(4)2011/05/08 15:30

現在、制作中の6DJ8-1626ヘッドフォンアンプですが、
設計作業と並行して、ケース加工組立ハンダ付けを開始しています。



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シャーシは、奥澤オリジナルの NC-7 (¥2,394)。
タカチUSシャーシの廉価版みたいなシャーシです。

ちょっと価格は高くなりますけど、
黒染めシャーシNC-7B(ブラックアルマイト)もあります。

電源トランス・ケースは、タカチMB-31を流用します。


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春日6B型トランスを、タカチMB-31に収める時は、
バンドカバーの端を、ちょっと折り曲げて対角に収めます。
こうしないと、入りません。

この辺りのノウハウは、19AQ5HPA祭りの伝統(?)です。。。(汗



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今回の、1626アンプは、NFBマージンがないので、P-G帰還を掛けた上で、さらに、カソード帰還が掛けられるかどうか分かりません。

ですから、カソード帰還ON-OFFの為の6Pスイッチを追加しました。

カソード帰還をかけると音量がどの程度NFBに食われてしまうのか?スイッチを切り替えて試聴しながら判断する予定です。

実用になる音量が出ればOK。みたいな感じでしょうか???

いずれにしましても、P-G帰還量との兼ね合いなので、P-G帰還抵抗値カソード帰還量は、カットアンドトライになるのではないでしょうか?

 
なお、6Pスイッチは、1626←→12A6GTの切り替えスイッチとして使用しても良いのです。。。(汗



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外装の組立が終了したので、1626を挿してみました。

ST管は、やっぱりカッコイイかもしれません。。。(汗




次は、アンプ外装&内部で使用するパーツ群です。

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ボリュームは、マルツ50KΩ(A)
シャーシとの隙間を埋めるワッシャ3枚

スイッチ付き標準ジャック。
先端の出代を調整する為の菊座とワッシャ。交互に入れます。

RCA入力コネクタは、秋月のヤツです。

スピーカー端子は、一個60円の安物。
ネオンランプは、見栄えの良い高級品(?)。。。(汗

ヒューズフォルダとACコードは、千石B1Fで売ってるモノ。



続いて、CRパーツ類です。


電源の電解コンは、春日無線の近くの小沢商会で購入した日ケミKMG
ついでに、250V/120Vスパークキラーも購入。
電解コンにパラるフィルムコンは、日通工ポリプロピレン

パスコンは秋月で売り始めたニチコンKZ。一個40円。安いです。
初段負荷と出力段カソード抵抗は、三栄電波の KOA SPR1C/3C
初段カソード抵抗は、デールRN60
発信止め抵抗は、デールCMF-55
グリッド抵抗は、タクマン・カーボン。

カップリングは、イエンツェンCrossCap
あるいは、ジャンセン・オイルコン
どちらにするかは、試聴で決める予定です。。。(汗



。。。。。それで。

設計は、まだ終わっていませんが、
もうすでに電源周りからハンダ付けを開始しています。。。


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ダイオードは、UF4007 ウルトラファーストリカバリー
USオクタル・ソケットは、オムロン製です。
出力トランスOUT41-357はSタイプを使用します。


今後、実体配線図を、詳細に検討しながら(!)、ハンダ付けしていく予定です。。。(汗



次回は、ゲイン配分の確認と、最大出力の計算をご紹介する予定です。


(次回につづく)