FETハイブリッドμフォロワ・ヘッドフォンアンプ(9) ― 2012/02/03 15:29
E182CCハイブリッドμフォロワ・ヘッドフォンアンプのエージングが終了したので、真空管ヘッドフォンアンプ各機種と聴き比べてみました。
時間がなくて、じっくりと聴き比べできなかったですけど、三者三様で面白いです。(^O^)
ハイブリッドμフォロワは、出力トランスを使用してないのでスッキリした感じの音です。
トランジスタやオペアンプの音に近いので、ポタアン等の半導体アンプを使用している人には良いかもしれません。
私個人は、出力トランスの音が好きなんですけど。。。(汗
(ていうか、OUT41-357の中・高音の音が好き。なのですが。。。)
ちなみに、supercell 君の知らない物語 とか聴いてたり。。。
ハイブリッドμフォロワは、出力トランスを使用してないのでスッキリした感じの音です。
トランジスタやオペアンプの音に近いので、ポタアン等の半導体アンプを使用している人には良いかもしれません。
私個人は、出力トランスの音が好きなんですけど。。。(汗
(ていうか、OUT41-357の中・高音の音が好き。なのですが。。。)
ちなみに、supercell 君の知らない物語 とか聴いてたり。。。
まあ、真空管ヘッドフォンアンプは、ジャズの方が合うような気がするので、普段、私はスウェディッシュ・ジャズのラスマス・フェイバーで、アンプ製作の音決めしていますけど。。。(汗
6DJ8カソフォロアンプ、E81Lアンプと比較しても遜色なさそうな感じ(?)なので、E182CCハイブリッドμフォロワ・ヘッドフォンアンプを春日無線に持っていきました。
そのままアンプを置いてきたので、春日無線の店頭で試聴できます。
店頭で試聴できます!って、ブログに書いても良いですか?と聞いて許可を頂いたので、ハイブリッドμフォロワの音に興味がある方は、実際にご自分の耳で試聴する事をオススメします。
設計者が自分で記事を書くと、手前ミソかもしれませんし。。。(汗
春日無線の店頭で、6DJ8カソフォロアンプ、E81Lアンプと比較試聴した方がよろしいかと思います。
。。。。。
それで前フリが長くなりましたけど、実は本題はここから始まります。
春日無線の店頭で、ハイブリッドμフォロワ・ヘッドフォンアンプを試聴しながら雑談していて、
『 出力トランスの音が好きだから、アウトプット部分にクラーフ結合みたいな感じで出力トランスを追加したいなー 』
みたいな事を、なにげにポロッと言ったところ。。。
『 絶好のトランスあるよ 』
『 えっ? 』
『 ラップジョイント・コアのKA-7520R 』
『 ええっ!? 』
『 ギャップないから直流まったく流せないけど 』
今月発売のラジオ技術に掲載予定の記事中で、長島氏が使用したトランスらしいです。。。(汗
一次インダクタンスが、25Hもあります!
型番末尾の『R』は、ラップジョイントのRです。
OUT41-357の中・高音の音が好きな私としましては、一次インダクタンスが増えて低音の量感がアップすれば、もう最強トランスなのでは!?
とか思いましたので、とりあえず試作品を購入させていただきました。
ブログに書いて良いの?と聞いたらオッケーでしたので、量産品の手配はもう既に完了している様子でした。
今月15日のラジオ技術の発売に合わせて発売されると思います。
そんな訳で、ハイブリッドμフォロワ・ヘッドフォンアンプに出力トランスを追加しようと思ったのですけど、秋葉原からの帰りの電車の中でハタと気がつきました。
出力トランス追加すると、アンプ内の時定数回路が3つになってしまうのでダメじゃん!
真空管アンプを設計する際の大事なお約束(?)として、
『 アンプ内の時定数回路は2箇所以下。 』
という大原則があります。
6SN7-6SN7-2A3シングル等のアンプで、初段6SN7とドライバー6SN7の段間が直結になっているのは、アンプ内の時定数回路を2個以下にする為です。
出力トランスも時定数回路として勘定するので、通常カップリングは一箇所しか使用できません。なお、カソードのパスコンとデカップリングは勘定には入りません。
ハイブリッドμフォロワ・ヘッドフォンアンプは、時定数回路がもう既に2個なので、出力トランスを追加できません。。。(汗
出力トランスを使用するには、FETソース抵抗の代わりにトランスを挿入する事になる(?)と思うので、つまりはトランス一次側に直流電流を流さないと実現できないような気がします。
要するに、クラーフ結合のような回路はそれだけで時定数回路が2個あるので、べるけ氏ミニワッターのようなロフチンホワイトか、あるいはE81L単段ヘッドフォンアンプでしか追加できない気がします。
今度、長島氏が発表する回路は分からないのですけど、現時点では、やっぱり、べるけ氏ミニワッターのロフチンホワイトとKA-7520Rを組み合わせるのがベストなのでしょうか?
あと単段アンプですと、ソフトン6DJ8ヘッドフォンアンプがそうですね。
負荷がチョークコイルではなく定電流回路になってますけど。。。(汗
http://www.icl.co.jp/audio/Model6/M6-2.htm
http://home.q08.itscom.net/ryo-tai/hphone1.htm
うーん。
ハイブリッドμフォロワ回路はあきらめて、E81Lヘッドフォンアンプと
KA-7520Rを組み合わせる事を検討した方が良いのかな?と、考えつつも、ラ技に掲載されるという長島氏の記事をすごく楽しみにしているテツさんでありました。
ていうか、ぶっちゃけ、かなり参考にさせてもらおうと思っています。。。(汗
( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )
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