ハイブリッドOTL真空管ヘッドフォンアンプ2012/01/02 18:53

皆さま、明けましておめでとうございます。


実は年末年始のお正月休みの現在、ハイブリット真空管ヘッドフォンアンプを製作しています。。。(汗
出力トランスを使用しないFETソースフォロワ出力の真空管アンプです。


出力トランスを使用しないFETソースフォロワ出力の真空管アンプ


とは言っても、私は機械工学が専門ですので、半導体関係に弱いので、『定本 続・トランジスタ回路の設計』で勉強しながら設計してます。
http://www.amazon.co.jp/dp/4789830470


定本 続・トランジスタ回路の設計


コトブキヤ黒猫 -memories(夏コミ)- とかWave暁美ほむら水着とか、
いろいろ話題のフィギュアが年末に届いたのですが、それらの誘惑を断ち切って(!)テツさん真面目にFETソースフォロワの勉強してました!

( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )


。。。。。



それで実際のアンプ製作の方は、かな~り悪戦苦闘していて、検討する度に設計が変わり、その都度秋葉原にパーツを買いに行くので、年末は慌ただしく3回くらい秋葉原に行きました。
29日も駆け込みでFETを買いに行きました。。。(汗
ちなみに数個のFETよりも3度往復した電車賃の方がはるかに高いです。とほほ。。。


いちおう新年のカウントダウンに合わせて製作したアンプの音出しをしようかな?と画策していたのですが、結局、新年には間に合いませんでした。
けど、なんとか製作した『FETハイブリットE90CCパラ・ヘッドフォンアンプ』は、無事に音出しに成功しました。。。(汗


FETハイブリットE90CCパラ・ヘッドフォンアンプ

出力トランスが無いので、シャーシサイズを小さくできます。
タカチUS-130ですからアンプ高さは30mm。
おおよそ、DVDトールケース2枚分です。

おおよそ、DVDトールケース2枚分です。


それで肝心の音の方ですが。。。

①電源のノイズはありません。
②ポップ音もしません。
③ヒーターが暖まる途中で、僅かにマイクロフォニック・ノイズ出ます。
④マイクロフォニック・ノイズはトグルスイッチの振動の影響が顕著で、電源OFFの時に『カキン!』とか鳴いてくれます。
⑤あと、ゲインがあり過ぎで、ボリューム位置が7~8時で適量とか困った状態です。。。(汗


携帯プレーヤーの出力ラインレベルなら良いのかもしれませんが、据置きCDプレーヤー2Vrmsからの入力ですと、とてつもなくゲイン過多です。
ボリュームが役に立たないです。。。(汗

ヘッドフォンの場合は出力電圧がそれほど要らないので、こうなる事はあらかじめ判っていたのですが、だ単にフィリップスSQ球を使いたかっただけ(!)です。


精神衛生上の判断です!


まあでも、なんつーか、FETについて何も判らない状態から設計して、ノイズとポップ音がしなければ、かなり上出来かもしれません。(おい)
電源の雑音とポップ音がなければ、YAHAヘッドフォンアンプの欠点を改善した雰囲気になるので、音質的にチューンナップすれば、ピュア・オーディオ用ヘッドフォンアンプとして使用できるのでは???

私は、もっと悲惨な状態を思い描いていたのですが、割とまともに音が出ました。

E90CC(μ=27)だと、やっぱり利得多すぎだと判ったので、精神衛生上の問題はキャンセルしてもう少しμの小さな球に変更するつもりです。


私の現在の近況はそんな感じです。。。(汗


いちおう真空管アンプについてのブログですが、フィギュア成分多めの為、たいへん残念なブログですけど、本年もどうぞよろしくお願い致します。(^O^)



FETハイブリッドμフォロワ・ヘッドフォンアンプ(1)2012/01/04 23:24

先日、記事書いたハイブリット真空管ヘッドフォンアンプですけど。。。

ゲインがあり過ぎでボリューム位置が7~8時で適量とか困った状態。と書きましたが、試行錯誤の末、P-G帰還を掛けました。

22KΩ/120KΩのP-G帰還抵抗を追加したので、
120KΩ÷22KΩ=5.45   およそ5.5倍でしょうか?

と、書いても何がなんだかサッパリなので、お恥ずかしながら回路図を公開します。


試作FETハイブリッドμフォロワE90CCパラ真空管ヘッドフォンアンプ回路


試作零号機プロトタイプ実験回路ですのでお見苦しい点はご容赦ください。
あーでもない、こーでもないと、試行錯誤した苦労が偲ばれる回路図かもしれません。。。(汗 (おい)

いちおう、まともな音は出ましたけど詳細に測定していないので参考回路図という事でお願い致します。


回路は、ハイブリットμフォロワ ( hybrid mu follower )です。


ハイブリットμフォロワ回路を簡単に説明すると、『 SRPPの上側の球をカソード・フォロワにして、それをさらに“FETソースフォロワ”にしたもの 』でしょうか???



ハイブリッドμフォロワ回路について興味がある方は、
下記の『 
Mu Stage Philosophy © 1993 Alan Kimmel を読んで下さい。
私もエキサイト翻訳サイトで翻訳しながら読んでアンプを設計しました。。。(汗


Mu Stage Philosophy © 1993 Alan Kimmel
http://audio.fam-gelder.nl/index.php/artikelen/31-alan-kimmels-mu-stage/55-why-use-the-kimmel-mu-stage.html

Fig.5 Mu Stage Philosophy © 1993 Alan Kimmel


本来、μフォロワ回路は、上側の球を定電流負荷にしてμに近いところまで利得を上げて、300Bのようなバイアスの深い球をドライブする用途で使われる回路です。

ですから、出力電圧が少なくてよいヘッドフォンアンプとしての作例があまりありません。
特に、FETハイブリッド・タイプは、私個人がググった限りですと回路図は見つかりませんでした。。。(汗
私が知らないだけで、どこかのメーカーが商品化してるかもしれませんが。



ちなみに、ラジオ少年のHPAキットが、ハイブリッドでない真空管式のμフォロワだと私個人は推察しています。
http://www.radioboy.org/HP-AMP-1/HP-AMP-1seisakuki.html

上リンクの製作記を読むと、出力インピーダンスが300Ωらしいので、SRPPではそんなに低くならないので、たぶん真空管式μフォロワ回路では?と個人的に邪推(!)しています。。。(汗

研究のためにキット購入しようかと思ったのですけど、FETハイブリットの方がスマートな設計なので、キット購入しないで自分で設計する事にした次第です。


。。。。。



ところで、ハイブリットμフォロワ回路の設計においての最大の難関はMOS-FETの選定ではないでしょうか???

ソースフォロワの出力インピーダンスは1/gmになるため、通常は、gmが大きいMOS-FETを使用するのですけど、200V以上の高電圧が掛けられる高耐圧MOS-FETは入力容量がとても大きいです!

入力容量 = C(iss) + [ C(rss)×(1+A(利得)) ]

ですけど、ソースフォロワは利得=1なのでミラー効果はありません。

要するに、C(iss)の小さなFETを選定すれば良い。のですけど、高耐圧MOS-FETの場合は、C(iss)がとてもデカい!!

C(iss)=3600pF とか、普通です。。。(汗

それで何度も秋葉原に通うハメになったのですけど、紆余曲折の末、選定したのが、ST製 STD1LNK60Z-1 です。

C(iss)=94pF です。



過去のブログで、PCL86を三結にした時の入力容量書きましたけど。
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2011/04/10/5795930

PCL86五極部を三結にした場合の入力容量90pF位らしくて、それでもデカいと言われている事を思えば、ピュア・オーディオとして使用するヘッドフォンアンプとしては、MOS-FET STD1LNK60Z-1 のC(iss)=94pFあたりが限界なのかな???と個人的に推察しました。

おそらく、C(iss)=3600pFとか、もしかして論外なのでは???


このあたりの話は、半導体に詳しい方々なら常識なのかもしれませんが、なにぶん、私は半導体関係に弱いので、『定本 続・トランジスタ回路の設計』座右の書(バイブル?)にして、何度も読み返してメモ取りながら勉強して設計したので、もしかしたら何か勘違いしているかもしれませんが、間違っててもどうかご容赦ください。。。(大汗


ちなみに、STD1LNK60Z-1は、若松で特売しています。
http://www.wakamatsu-net.com/cgibin/biz/pageshousai.cgi?code=11010510&CATE=1101

本店だと10個で、630円です。。。(汗

ST製MOS-FET ( STD1LNK60Z-1 )


データシートはこちら。(↓)

ST製 STD1LNK60Z-1 データシート
http://www.datasheetcatalog.org/datasheet2/3/07zu53ejg7llp8r1o6aszfgkurky.pdf


この際ですから、ついでにアンプの内部も公開してしまいます。。(汗


試作FETハイブリッドμフォロワE90CCパラ真空管ヘッドフォンアンプ内部写真


なんか怪しい抵抗を使っていますけど。。。(大汗

イングランド巻き線抵抗のペイントンです。


ペイントン イングランド巻き線抵抗


いつものようにデールRN60抵抗を桜屋に買いに行ったらセール品で売ってました。

ペイントンの巻き線抵抗って、なんだかチェレステ色(ミク色?)みたいだなー。と思ったので、つい買ってしまいました。。。(汗


精神衛生上の判断です!


( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )


FETハイブリッドμフォロワ・ヘッドフォンアンプ(2)2012/01/06 21:15

前回掲載した、ハイブリットμフォロワE90CCヘッドフォンアンプの回路図ですけど。。。

FETドレン電圧が157Vの設計値に対して、実測値164.1Vですから、ちょっと高めに出ています。
これは電源トランスの出力電圧を、×1.24倍186Vと予想して設計した為です。

実機を実測したところ、×1.3倍195Vの電圧が出ていたので、電源部のドレン電圧調整用の抵抗を変更する予定です。

電源の抵抗は、

195V-157V=38V
38V÷0.0468A=812Ω    およそ390Ωを2個でしょうか?


試作FETハイブリッドμフォロワE90CCヘッドフォンアンプ回路【修正版】


そのうちアンプを手直しするつもりです。。。(汗

実は、現在、2台目の試作初号機を製作しています。

( おい。。。(^_^; )



1台目の試作零号機の製作で、アンプ設計のやり方を実感しました。
ゲート・ソース間電圧を実測して、V(GS)=4.5Vと判明しましたし。。。



試作初号機に使用する電源トランスは、春日無線の B6S12WCD です。


春日無線 B6S12WCD電源トランス


真空管は、E182CC(7119)です。


E182CC(7119) と 6N6-P


いちおう6N6Pでも使用できるように設計しました。
ピンアサインが異なるので差し替えは出来ませんが、動作点を近似させる事ができたので、同じ回路で6N6Pでも使用できるかもしれません

実際は、ソケットアダプターを製作して実機に挿してみないと何ともいえませんが。。。(汗



E182CC
6N6Pは、内部に2つあるユニットを、それぞれ右チャンネル/左チャンネルに振り分けるので、使用する真空管は一本のみです。


真空管を一本だけ使用します。


いちおう、この土日で試作初号機を完成させたいと思っています。(^O^)


FETハイブリッドμフォロワ・ヘッドフォンアンプ(3)2012/01/08 17:29

E182CC使用のハイブリッドμフォロワHPA試作初号機ですけど。。。

先ほど、やっと外装の組立が終わりました。


E182CCハイブリッドμフォロワHPA試作初号機 外装組立完了


なんか想像してたよりも、時間が掛かってしまいました。。。(汗

内部のレイアウトは、こんな感じ(↓)です。


E182CCハイブリッドμフォロワHPA試作初号機 内部レイアウト


これから使用するパーツを整理して、その後にハンダ付けなので、
ヘッドフォンアンプは、今日中に完成しそうにありません。。。(汗

そんな訳で、先行で回路図を公開しますので、ご興味ある方は参照して下さい。



E182CCハイブリッドμフォロワHPA試作初号機 回路図


目標出力を0.02W(ヘッドフォンインピーダンス32Ω時)で設計しています。
その時に必要な電流は、22.5mApeakなので、FETのアイドリング電流を、それ以上にしないと出力でません。

電圧増幅部のE182CCの動作点は、6N6Pの動作点と近似させてます。
プレート電圧7Vくらいの差なので個体差のバラツキの方が大きいです。


E182CCハイブリッドμフォロワHPA試作初号機 動作点


個体差のバラツキは、プレート電圧で言えばおおよそ10Vくらいバラツキがあったりします。
問題なのは、プレート電流が多く流れる方向でバラつくのか、プレート電流が少なく流れない方向でバラつくのか?どちら側にバラつくのか判らないので、後はもう実際に製作してから、ソケット変換アダプターを自作して球を挿してみるしかありません。。。(汗


細かい所が気になるようでしたらソース電圧、ゲート電圧、ドレン電圧を変更して、最終的には電源部に入ってるドレン電圧調整用の抵抗の値を変更すれば、6N6Pバージョンになります。


。。。。。


あと、製作コストも算出しました。

E182CCハイブリッドμフォロワHPA試作初号機 部品コスト表

製作費は、およそ一万三千円ですか。。。

E182CCが一本3千円と高価なので6N6P(一本700円くらい?)に変更すれば、一万円+球代700円くらいにコストは下がります。
要するに、球なし価格1万円のヘッドフォンアンプみたいな???

だいたいそんな感じです。。。(汗


これから、パーツを集めてちょろっとハンダ付けします。

今週中(!)に完成したら良いなー。と思っています。 (おい)


アクセス・ランキングが、とうとう2ケタに突入しました。2012/01/09 21:15

アサブロのアクセス・ランキングの自己最高位記録を更新して、とうとう順位2ケタに突入しました。

96位ですっ!

やったー!!(^O^)


96位ですっ!


ブログを始めて苦節11ヶ月、アンプ作って写真を撮って記事書いて、
地味にコツコツ下積みしてきた努力が報われたような気がします。



過去の記録では、『初音ミクLat式Ver.』、『御坂美琴』、『トリエラ』等のフィギュア写真を連続してアップした頃に記録した[ 103位 ]が最高ランキングでした。



過去において、最高ランキングを記録した記事(↓)


グッドスマイルカンパニー 初音ミク Lat式Ver.
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2011/08/23/6064864

コトブキヤ 御坂美琴 -とあるメイド姿の超電磁砲 (レールガン)-
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2011/08/28/6076130

グッドスマイルカンパニー GUNSLINGER GIRL トリエラ
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2011/09/04/6088470



上記の記事を書いた頃から現在まで、地味に記事を書き続けてランキング100番台をキープしていましたけど、初音ミクLat式Ver.で103位ですから、『 ランキング100位の壁 』は相当に分厚くて、順位2ケタ台は絶対無理っ!と思っていたので2ケタ台を達成できてすごく嬉しいです。(^O^)


こんな残念なプログにわざわざご来訪される方々には、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございます!!



『ブログを書く』と言葉で書くと簡単ですけど、費やす工数(労力)はハンパじゃないです。。。(汗


けど、一生懸命コツコツと記事を書いてここまでプログを育ててきましたし、なんかホント申し訳ないくらいに残念なブログ(!)ですけど、それでも来訪してくれるフォロワー様がいらっしゃると思うので、これからも頑張って記事書いてこのブログを大切に育てていきたいと思っております。(^O^)



FETハイブリッドμフォロワ・ヘッドフォンアンプ(4)2012/01/15 17:57

本日やっと、ハイブリッドμフォロワE182CCヘッドフォンアンプのハンダ付けが終わりました。。。(汗

そこで、これまでのハンダ付け工程を簡単にご紹介しようと思います。


先ずは、シャーシ等の外装パーツから。

春日無線 B6S12WCD電源トランス
シャーシはタカチUS-130
電源トランスは、春日無線の B6S12WCD です。
http://www.e-kasuga.net/goods.asp?id=979


E182CCハイブリッドμフォロワHPA シャーシ加工
電源トランスがバンド型ラグ式なので配線が剥き出しになってしまうので、トランス・カバーとしてタカチMB-31アルミケースを使用します。


E182CCハイブリッドμフォロワHPA シャーシ組立パーツ類
秋月で購入したRCA入力端子(金メッキ)
MT9ピン・ソケットは、手持ちであった下付けソケット
ボリュームは、これまた手持ちのアルプス100KΩ(A)
ワッシャを数枚入れて、シャーシとツマミの間の隙間を埋めます。
スイッチクラフト製の標準ジャック(ステレオ)
ヘッドフォンジャック部分はシャーシアース・ポイントでもありますので、別売りの菊ワッシャを併用して、シャーシにガッチリ固定します。
フューズフォルダー&ラグ板は、サトーパーツ製です。


E182CCハイブリッドμフォロワHPA試作初号機 内部レイアウト
外装パーツの組立が完了した、シャーシ内部レイアウト


次は、ハンダ付けに使用するパーツ類です。


E182CCハイブリッドμフォロワHPA 使用する抵抗類
ダイオードは、UF4007 ウルトラファーストリカバリー
そのとなりは、ツェナーダイオード 12V0.5W
FETソース抵抗は、KOA SPR5C
アウトプットシリーズ負荷抵抗は、イングランド巻き線抵抗ペイントン
グリッド/ゲート抵抗、初段カソード抵抗は、デールRN60
その他の抵抗は、タクマン酸金とタクマン・カーボン1/2W抵抗です。


E182CCハイブリッドμフォロワHPA コンデンサー類
電源部分のコンデンサ・インプット1段目は、手持ちの日ケミKMG 250V 47μF
カソードパスコンは、個人的な好みエルナー・ピュアキャップを使用
コンデンサインプット2段目は、ニチコンGN 250V 330μF
アウトプットのカップリングは、ニチコンKX 200V 470μF
E182CC→FETゲートのバイパスに使用するコンデンサーは、手持ちにあったロシアンミリタリー K40y-9 200V 0.068μF
ポリプロピレン・フィルムは、日通工製
AC100Vスパークキラーは、岡谷のS1201
FETの固定バイアスの所は、日ケミKMG 250V 2.2μF


パーツが揃いましたので、実際にハンダ付けしていきます。。。


E182CCハイブリッドμフォロワHPA ハンダ付け作業(1)
AC100Vライン、フューズ/スパークキラー類、ブリッジ・ダイオード、ネオン管の配線、ヒーター配線を、まず初めにハンダ付けしていきます。


E182CCハイブリッドμフォロワHPA ハンダ付け作業(2)
電源コンデンサーをハンダ付けします。
画面の左にある抵抗は、ヒーター電圧を調整するドロッパー抵抗です。


E182CCハイブリッドμフォロワHPA ハンダ付け作業(3)
FET周辺のパーツは、12P平ラグにハンダ付けしていきます。
今回は、FET取り付け方向変えて、左右対称の部品配置にしてみました。


E182CCハイブリッドμフォロワHPA ハンダ付け作業(4)
平ラグのハンダ付けが完了したら、シャーシに固定します。


E182CCハイブリッドμフォロワHPA ハンダ付け作業(5)
アース母線を張ります。
裏の主役の MOS-FET STD1LNK60Z-1 をハンダ付けします。
FET取り付け方向変えて、部品配置をアースラインを挟んで左右対称にしました。


E182CCハイブリッドμフォロワHPA ハンダ付け作業(6)
アウトプット・カップリングの電解コンデサーをハンダ付けします。
シリーズ負荷抵抗のイングランド巻き線抵抗ペイントンと、P-G帰還抵抗もハンダ付けします。


E182CCハイブリッドμフォロワHPA ハンダ付け作業(7)
E182CCグリッド抵抗、P-G帰還抵抗をハンダ付けします。


E182CCハイブリッドμフォロワHPA ハンダ付け作業(8)
ソース抵抗と、ロシア製オイルコン ( K40y-9 200V 0.068uF )
E182CCカソード抵抗、バイパスコンデンサーもハンダ付けします。


E182CCハイブリッドμフォロワHPA ハンダ付け終了 完成!
ボリュームからの入力ラインをハンダ付けして完成です!!


E182CCハイブリッドμフォロワHPA 測定作業
E182CCカソード電圧(=バイアス電圧)を測定しています。
設計値は2Vでしたけど、実測値は、2.196Vでした。
カソード抵抗の実測値は、91Ωでしたので、プレート電流は、
2.196V÷91Ω=24.1mAです。
ドレン電圧の設計値は130.9Vでしたけど、実測値は131.6でした。


E182CCハイブリッドμフォロワHPA 音出し&エージング中。。。
現在、音楽を聴きながらエージングしています。
特に、雑音などの不具合はありません。



ちなみに、アウトプットのカップリングは耐熱105℃の電解コンデンサーですけど。。。(汗

耐熱105℃の電解コンデンサーは24時間くらいエージングしないとまともな音がしません。
最初出てくる音はガサついたようなというか抜けが悪いというか低音出ていないのでは??みたいなで感じですけど、一日くらいエージングすると、音が滑らかになって音の抜けが良くなってきます。

試作零号機のE90CCパラ・アンプが、そうでした。。。(汗


。。。。。


そんな感じで、続きは次回という事で。。。


(次回につづく)


FETハイブリッドμフォロワ・ヘッドフォンアンプ(5)2012/01/16 20:47

製作したハイブリッドμフォロワE182CCヘッドフォンアンプ初号機ですけど。。。


とりあえず、E182CC→6N6Pソケット変換アダプターを自作したので、アンプに挿してみました。

E182CC→6N6Pソケット変換アダプター


それで早速、バイアス電圧(=プレート電流)を測定してみました。

6N6Pバイアス(プレート電流)測定中。。。 
6N6Pカソード電圧(=バイアス電圧)を測定しています。
実測値は、1.824Vでした。
カソード抵抗の実測値は、91Ωでしたので、
プレート電流は、1.824V÷91Ω=20.0mAです。


バイアスが-1.8Vくらい出ているので差し替えしても支障なさそう。
けど、プレート電圧をもうちょっと上げた方がベストな感じがします。
やっぱり、特性図のとおりに6N6P専用で設計した方が良いかも。。。(汗

ついでに、ヒーター電圧も測定してみました。

6N6Pヒーター電圧の測定中。。。
ヒーター電圧は、6.2Vです。
春日の電源トランスは電圧がちょっと高めに出ますし、許容電流に対して消費が少ないので、ドロッパー抵抗を追加しておきましたけど、どうやら正解のようです。

ちなみに、抵抗値は0.75Ω3Wです。
およそ、0.75Ω×0.75A=0.56Vくらい、電圧がドロップしているのでしょうか???


6N6Pを挿して音を聴いてみた。。。
実際に音を出して聴いてみました。
6N6Pですから遜色ない音が出ますけど、いかんせんエージングが終了していないので、なんとも判断できません。。。(汗


。。。。。



あとはひたすらエージングするしかないのですけど、なにもしないというのもアレなので、現在、零号機の全面改修作業(!)をしています。


零号機の全面改修作業(!)しています。。。


電源部の抵抗を、390Ω×2個に改修する予定でしたが、この際ですから、もう全面的に改修作業をしてしまおうかな?と。

ボディカラーが山吹色からブルーになるみたいな? ( おい。。。(^_^; )


という訳で、今週の予定は、

初号機のエージングを行いつつ、零号機の改修作業を実施。


というところでしょうか。。。(汗




FETハイブリッドμフォロワ・ヘッドフォンアンプ(6)2012/01/20 22:44

今週は、ハイブリッドμフォロワE90CCヘッドフォンアンプ零号機の改修作業をしていました。


ハンダ吸い取り線を使用してパーツを外していきます。

零号機の全面改修作業(!)しています。。。


あらかたパーツを取り外したら、キリ穴追加工の為のポンチ打ちをします。

ハイブリッドμフォロワE90CC零号機改修作業(1)

ハイブリッドμフォロワE90CC零号機改修作業(2)

ポンチ打ちが出来たので、φ3.2mmの穴を開けます。

ハイブリッドμフォロワE90CC零号機改修作業(3)

穴が開いたので、ラグ板を追加で取り付けます。

ハイブリッドμフォロワE90CC零号機改修作業(4)


ソース抵抗とオイルコンを取り付ける為の、ラグ板追加設置作業が完了したので、後はひたすら改修の為のハンダ付けをします。


ハイブリッドμフォロワE90CC零号機改修作業(5)


ふー。

先ほど、やっとハンダ付けが終わりました。。。(汗

改修後の内部は、こんな感じ(↓)です。


ハイブリッドμフォロワE90CC零号機 改修後の内部


ソース抵抗とオイルコンを取り付ける為のラグ板を追加したので、内部がなんとなくスッキリしたような気がします。(^O^)


あと、初号機製作時のノウハウを今回の零号機改修に還元したので、いろいろ細かい部分が変更になっています。


続きは、次回という事で。。。

(次回につづく)


FETハイブリッドμフォロワ・ヘッドフォンアンプ(7)2012/01/21 18:48

引き続き、FETハイブリッドμフォロワE90CCヘッドフォンアンプ零号機です。

便宜上、これからは零号機(改)と呼びます。  ( おい。。。(^_^; ) 


ハンダ付けが終了したので、各部の電圧を測定しました。

ハイブリッドμフォロワE90CC零号機(改) 各部の電圧測定
E90CCパラレルカソード電圧(=バイアス電圧)を測定しています。
設計値は2Vでしたけど、実測値は、2.036Vでした。
カソード抵抗の実測値は、91Ωでしたので、プレート電流は、
2.036V÷91Ω=22.4mAです。
ドレン電圧の設計値は151.8Vでしたけど、実測値は156.3でした。

本当は、電源部の抵抗は470Ω10Wを2個とか入れるべきなのかもしれませんが、手持ちの関係で390Ω5Wを2個入れているので電圧降下が少なく、ドレン電圧が高めに出ています。


ご参考までに、回路図を掲載します。


ハイブリッドμフォロワE90CC零号機(改) 回路図

目ざとい方は前回の内部写真で気が付いているかもしれませんが、FETがTO-92パッケージ品種になっています。


実は、ただ改修するだけでは芸がないかと思ったので(!)、零号機(改)は、FETの品種を変更しています。


真空管がフィリップスSQなので、FETもフィリップス製(!)にしました。

フィリップス BSN304A データシート

フィリップス BSN304A です。

フィリップス BSN304A 外観

C(iss)=57pFですけど、データシートによっては100pFという記載もあります。

データシートはこちら。
http://www.datasheetcatalog.org/datasheet/philips/BSN304A.pdf


まあ、BSN304A 10個の値段で、STD1LNK60Z-1 が30個(!)買えてしまいますし、FETのソースフォロワでは品種を変えても音は変わらないと思うので、私個人的にはあまりオススメしません。。。(汗

STD1LNK60Z-1 の方が、耐圧&ドレン損失&許容電流も大きく、いろいろ流用できるうえに安価なので、STD1LNK60Z-1の方が良いと思います。


ただ、真空管がフィリップスなのでそれに合わせただけ(!)です。。。(汗


フィリップス E90CC


極めて個人的な、精神衛生上の問題です!!

( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )




いやまあ、それよりももっと重要な事が、実はありまして。。。(汗


上掲載の回路図において、アウトプットの抵抗が2KΩになっていますけど、この部分は、1~2KΩくらいの小さな値にした方が良いです。


電源投入から数分間、アウトプット・カップリング電解コンデンサーの『洩れ電流』が数mAあるようです。
ヘッドフォンを接続して電源を入れると、洩れ電流はヘッドフォンを経由してアースに落ちますので問題ありません。


しかしながら、ヘッドフォンを接続しないで電源を入れると、洩れ電流はP-G帰還抵抗を経由して真空管のグリッドに流れ込み、ヒーターウォームアップから数分間、真空管のバイアスが掛からない状態になってしまいます。
幸い上段のFETの電流制限作用で、プレート電流35mA程度で済むようです。この程度でしたらドレン損失とプレート損失を超えません。


電源投入から5分くらいしますと、電解コンデンサーの洩れ電流が微少になり、バイアスが適正に掛かるようになりますので、35mA流れていたプレート電流はやがて設計値の22mA付近に落ち着きます。



けど、それだとちょっと気持ちが悪いので、P-G帰還抵抗の合計値(100K+22K=122KΩ)よりも、
アウトプットの抵抗値を圧倒的に小さい値(2KΩ)にして洩れ電流がそちらに流れるようにします。

上記のとおり、100KΩ→2KΩに変更してみたところ洩れ電流はP-G帰還の方には流れなくなり、ヘッドフォンを接続しない状態でも適正にバイアスが掛かるようになりました。


そういう訳ですので、回路図を修正しましたのでご参照ください。


現在、零号機(改)はエージングしながら経過観察中です。。。(汗


ハイブリッドμフォロワE90CC零号機(改) 現在エージング中


ちなみに、E182CC初号機アウトプット抵抗を同じく2KΩに変更しました。。。(汗


E182CC初号機アウトプット抵抗を2KΩに変更


何と言いますか、作例がない回路でアンプを製作すると、各部の抵抗値をどんな値にすれば良いかぜんぜん判らない(!)ので、いろいろ問題があったりしますので、検討&手直し作業しなければなりません。


とりあえず、この週末は零号機(改)の様子見です。。。(汗




黒猫 夏コミVer.を真空管アンプに載せてみた2012/01/22 16:03

去年の年末から、ずう~っとFETハイブリッドμフォロワ・ヘッドフォンアンプ
を製作してきましたけど、すみませんもう限界です。

ハンダ付けして真空管アンプを作る事は、もちろん『モノ作り』には違いないのですけど、私には何かが足りません。。。

それは、いわゆる表現というものなのでしょうか???

私にはそれが必要です。

己の魂を鼓舞するために!


。。。。。


それで、コトブキヤ黒猫 -memories(夏コミ)-フィギュアを、いそいそと取り出して、撮影の準備をするテツさんでありました。 ( それかよっ! )


真空管アンプと黒猫-夏コミVer.-


6DJ8-1626シングル真空管アンプ (ヘッドフォン/スピーカー両用)
コトブキヤ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 -memories(夏コミ)-
6DJ8-1626シングル×黒猫 -memories(夏コミ)-

FotoSketcher Ver.2.10 を使用して、水彩画風に加工
6DJ8-1626シングル×黒猫 -memories(夏コミ)- 水彩画バージョン

フォトショップを使用して、温黒調モノクロ写真に加工
6DJ8-1626シングル×黒猫 -memories(夏コミ)- モノクロ写真バージョン

FotoSketcher Ver.2.10 を使用して、鉛筆スケッチ画風に加工
6DJ8-1626シングル×黒猫 -memories(夏コミ)- 鉛筆画バージョン


さらにアングルを変更して撮影します。


6DJ8-1626シングル真空管アンプ (ヘッドフォン/スピーカー両用)
コトブキヤ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 -memories(夏コミ)-
6DJ8-1626シングル×黒猫 -memories(夏コミ)-

FotoSketcher Ver.2.10 を使用して、水彩画風に加工
6DJ8-1626シングル×黒猫 -memories(夏コミ)- 水彩画バージョン

フォトショップを使用して、温黒調モノクロ写真に加工
6DJ8-1626シングル×黒猫 -memories(夏コミ)- モノクロ写真バージョン

FotoSketcher Ver.2.10 を使用して、鉛筆スケッチ画風に加工
6DJ8-1626シングル×黒猫 -memories(夏コミ)- 鉛筆画バージョン



。。。。。


あー。なんか写真撮ってる時が一番幸せかも。。。(汗

なんかスゴク満ち足りた気分になった。(^O^)


( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )