整流管を使用して、12AX7-EL32シングル真空管アンプを設計してみた。 ― 2013/11/14 00:35
前回のブログで、随分と久しぶりに真空管アンプを設計してみた訳ですけど。。。
実を言いますと、真空管アンプビルダー同志の方より、『ブログを毎日チェックしてるけど、最近は真空管のネタないよねー』と言われていました。
私 『すみません。ここ最近アンプを作ってなくて。。。(汗』
同志 『いや。べつに作らなくてもイイから、回路図をアップしてよ。』
というフォローを受けていました。
その気持ちは良く判ります。真空管アンプを作る人間というのは、自分のアンプを作る為のヒントとかアイデアとかキッカケを、いつも探しているのものです。
ネット上の回路図を見て、『ああ。なるほどなー。ここの部分はそうするのか!そういう考え方もあるのかっ!?』というように、自分が現在抱えてる問題の解決のヒントというか、ブレイク・スルーするためのアイデアを模索していたり、アンプ製作のモチベーションを鼓舞する為のキッカケを、いつも探しています。
真空管アンプに限らず、モノ作りする人間はみんなそうかもしれません。
私個人的には、真空管アンプ関連のHPとか掲示板はあまり覗かないです。なんせこんな残念なブログを書いているので。。。(大汗
ていうか、私の作るアンプはヘッドフォンアンプ兼用の出力の小さいアンプですので、もともと書籍やネット上に作例がないですし、回路もシンプルな 抵抗結合・局部帰還・シングル二段増幅 ですのでわざわざ調べる程のものでもありません。ひたすら自分で考えてロードラインを引くだけです。まあでも、そのおかげで真空管アンプを設計できるようになったのですが。。。(汗
そんな訳で、前回 EL32 シングル真空管アンプを設計する為に過去のデータを探していたら、整流管を使用した12AX7-EL32シングル真空管アンプの回路図も出てきたので、今回はそれを掲載する事にしました。
整流管を使用したアンプの回路図のベースとなった回路は、以前ブロログに掲載した5755-6CH6-EZ80 シングル真空管アンプだと思います。
5755-6CH6-EZ80シングル真空管アンプ
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2012/12/08/6654745
実を言いますと、真空管アンプビルダー同志の方より、『ブログを毎日チェックしてるけど、最近は真空管のネタないよねー』と言われていました。
私 『すみません。ここ最近アンプを作ってなくて。。。(汗』
同志 『いや。べつに作らなくてもイイから、回路図をアップしてよ。』
というフォローを受けていました。
その気持ちは良く判ります。真空管アンプを作る人間というのは、自分のアンプを作る為のヒントとかアイデアとかキッカケを、いつも探しているのものです。
ネット上の回路図を見て、『ああ。なるほどなー。ここの部分はそうするのか!そういう考え方もあるのかっ!?』というように、自分が現在抱えてる問題の解決のヒントというか、ブレイク・スルーするためのアイデアを模索していたり、アンプ製作のモチベーションを鼓舞する為のキッカケを、いつも探しています。
真空管アンプに限らず、モノ作りする人間はみんなそうかもしれません。
私個人的には、真空管アンプ関連のHPとか掲示板はあまり覗かないです。なんせこんな残念なブログを書いているので。。。(大汗
ていうか、私の作るアンプはヘッドフォンアンプ兼用の出力の小さいアンプですので、もともと書籍やネット上に作例がないですし、回路もシンプルな 抵抗結合・局部帰還・シングル二段増幅 ですのでわざわざ調べる程のものでもありません。ひたすら自分で考えてロードラインを引くだけです。まあでも、そのおかげで真空管アンプを設計できるようになったのですが。。。(汗
そんな訳で、前回 EL32 シングル真空管アンプを設計する為に過去のデータを探していたら、整流管を使用した12AX7-EL32シングル真空管アンプの回路図も出てきたので、今回はそれを掲載する事にしました。
整流管を使用したアンプの回路図のベースとなった回路は、以前ブロログに掲載した5755-6CH6-EZ80 シングル真空管アンプだと思います。
5755-6CH6-EZ80シングル真空管アンプ
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2012/12/08/6654745
5755-6CH6-EZ80シングル真空管アンプ 整流管 Ver.
RAYTHEON 5755 の特性図 整流管 Ver.
6CH6の三結特性図 (6CH6 Triode Connection) 整流管 Ver.
5755-6CH6(CV4055)-EZ80
Single Ended Amplifier (Tube Headphone Amplifier) using Full-Wave
Vacuum Rectifier testing circuit 両波整流管を使用した6CH6(CV4055)真空管アンプ回路図
上記アンプの初段を 12AX7 に変更したモノが、次に掲載する回路図です。
ていうか、初段が 12AX7 である回路が最初の回路で、そもそもこの回路を出発点にして、書籍『真空管ギターアンプの工作・原理・設計』を読んで、ステレオアンプを自作する場合のヒント として、いろいろな回路図をブログに掲載したのでした。。。(汗
書籍『真空管ギターアンプの工作・原理・設計』を読んで、ステレオアンプを自作する場合のヒント
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2012/11/06/6625419
上記アンプの初段を 12AX7 に変更したモノが、次に掲載する回路図です。
ていうか、初段が 12AX7 である回路が最初の回路で、そもそもこの回路を出発点にして、書籍『真空管ギターアンプの工作・原理・設計』を読んで、ステレオアンプを自作する場合のヒント として、いろいろな回路図をブログに掲載したのでした。。。(汗
書籍『真空管ギターアンプの工作・原理・設計』を読んで、ステレオアンプを自作する場合のヒント
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2012/11/06/6625419
12AX7の特性図 (6AV6/12AX7/6N2P-EV) 整流管 Ver.
http://www.mif.pg.gda.pl/homepages/frank/sheets/093/6/6AV6.pdf
http://www.mif.pg.gda.pl/homepages/frank/sheets/093/6/6AV6.pdf
12AX7-6CH6(CV4055)-EZ80 Single Ended Amplifier (Tube Headphone Amplifier) using Full-Wave Vacuum Rectifier testing circuit 両波整流管を使用した6CH6(CV4055)真空管アンプ回路図
なんだか話がゴチャゴチャしていますけど、(私自身も過去データを発掘してちょっと混乱した)のですけど、上掲載の回路図の出力段を EL32 にしたものが、本日のテーマの12AX7-EL32(CV1052)-EZ80シングル真空管アンプです。
なんだか話がゴチャゴチャしていますけど、(私自身も過去データを発掘してちょっと混乱した)のですけど、上掲載の回路図の出力段を EL32 にしたものが、本日のテーマの12AX7-EL32(CV1052)-EZ80シングル真空管アンプです。
EL32の三結特性図 (EL32 Triode Connection) 整流管 Ver.
http://www.mif.pg.gda.pl/homepages/frank/sheets/154/e/EL32.pdf
http://www.mif.pg.gda.pl/homepages/frank/sheets/154/e/EL32.pdf
12AX7の特性図 (6AV6/12AX7/6N2P-EV) 整流管 Ver.
http://www.mif.pg.gda.pl/homepages/frank/sheets/093/6/6AV6.pdf
http://www.mif.pg.gda.pl/homepages/frank/sheets/093/6/6AV6.pdf
12AX7-EL32(CV1052)-EZ80 Single Ended Amplifier (Tube Headphone Amplifier) using Full-Wave Vacuum Rectifier testing circuit 両波整流管を使用したEL32(CV1052)真空管アンプ回路図
結局、5755-6CH6-EZ80 シングル真空管アンプは、その後にトロイダル電源トランスを使用したカラーアルマイト仕上げのシャーシを新設してしまった(!)ので製作しませんでしたし、整流管仕様のEL32アンプも今後製作予定はない!のですが、冒頭で書きましたように、真空管アンプビルダーの皆様のご参考になるかもしれませんので掲載する事にしました。
MJとかラ技、あるいはネット上にある回路は、電源トランス、出力トランス、真空管が作例によってみんな異なって別種のアンプですけど、初心者の方が検討する場合は、あえて電源トランスと出力トランスと初段(あるいは出力段)の動作点を共通にした方が横並びで比較できるので判り易いかな?と思います。
例えば、ここまで掲載した回路のように、
①出力段を 6CH6 にして、初段を 5755 → 12AX7 → 12AT7 にする。
②初段を 12AX7 にして、出力段を 6CH6 → EL32 にする。
前回ブログのトロイダル電源トランスを使用した回路のように、
③初段を 12AX7 にして、出力段を 41、42 → EL32 にする。
みたいな感じで、真空管アンプの設計は、アンプの一部分を変更して段階的に学習していくのが理解が早いと思います。実際のところ私自身も、初段あるいは出力段のどちらか一方を部分的に改造することで、徐々に真空管アンプの構造を覚えていったような気がします。
ついでですので、初段を12AT7にして出力インピーダンスを改善した回路図も掲載しておきます。。。(汗
http://www.mif.pg.gda.pl/homepages/frank/sheets/030/e/ECC81.pdf
本日の記事は、過去に掲載した記事のまとめみたいな感じになってしまいましたが、このブログをご覧の皆様のヒントとかアイデアとかキッカケになって頂ければ幸いです。(^O^)
実は正直に告白しますと、先日、柏葉幸子 霧のむこうのふしぎな町 帰命寺横丁の夏 梨木香歩 冬虫夏草 上橋菜穂子 物語ること、生きること を読んで、創作のエネルギーを貰った(テツさんは個人的に“エナジードレイン”(※注1)と呼んでます。)ので、本日のブログ記事を書く事にしました。
言うなれば、『エナジードレインのお裾分け』です。(笑)
(※注1)エナジードレイン
RPG用語では相手の生命力を頂く行為ですけど、テツさんは個人的に“他者様の作品に感銘を受けてそこから創作のエネルギーを貰い、作品制作のモチベーションをアップさせる行為”という意味で使用しています。
自分で言うのもナンですけど、私自身の真空管アンプ制作って、2010年~2011年頃が一番脂が乗ってた(!)んですけど、それって、ニトロプラス 装甲悪鬼村正 をプレイしたり、上橋菜穂子 『獣の奏者』 Ⅲ探求編 Ⅳ完結編 & 外伝 刹那 を読んで、魂が震えるほど超、超、超~っ感動!して、エナジードレイン充電率200%くらいになった(!?)からなんだと、今にして思います。。。(汗
最近、魂が震えるほどの感動がない!ので、モチベーション下降気味なんですよねー。とほほ。。。
( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )
追伸
思い起こしてみれば、カラーアルマイト処理シャーシを作ったのって、ちょうど ガールズ&パンツァー を観ていた時期ですよね。そういえば。。。(汗
ガールズ&パンツァー の熱い展開に燃えた!とかブログに書いた時に、カラーアルマイト・シャーシを新設したんですよねー。(コレ↓)
真空管ヘッドフォンアンプを、みっくみくにしてやんよ♪
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2013/04/06/6769892
いやホント。ガルパンの胸アツな展開にエナジードレインを注入させて頂きました! ( おい。。。(^_^; )
ていうか、そもそもトロイダルトランスの真空管アンプって、電源トランスをシャーシに内蔵すれば、谷川柑菜 だけじゃなくてⅣ号戦車D型が真空管アンプの上に載るかも!?とか思いついたからだったと。。。(汗
PLUM 谷川柑菜 だけじゃなくて、実はⅣ号戦車も?
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2012/12/23/6668016
なんか胸アツな作品に触れると俄然ヤル気になるらしいです。。。(大汗
結局、5755-6CH6-EZ80 シングル真空管アンプは、その後にトロイダル電源トランスを使用したカラーアルマイト仕上げのシャーシを新設してしまった(!)ので製作しませんでしたし、整流管仕様のEL32アンプも今後製作予定はない!のですが、冒頭で書きましたように、真空管アンプビルダーの皆様のご参考になるかもしれませんので掲載する事にしました。
MJとかラ技、あるいはネット上にある回路は、電源トランス、出力トランス、真空管が作例によってみんな異なって別種のアンプですけど、初心者の方が検討する場合は、あえて電源トランスと出力トランスと初段(あるいは出力段)の動作点を共通にした方が横並びで比較できるので判り易いかな?と思います。
例えば、ここまで掲載した回路のように、
①出力段を 6CH6 にして、初段を 5755 → 12AX7 → 12AT7 にする。
②初段を 12AX7 にして、出力段を 6CH6 → EL32 にする。
前回ブログのトロイダル電源トランスを使用した回路のように、
③初段を 12AX7 にして、出力段を 41、42 → EL32 にする。
みたいな感じで、真空管アンプの設計は、アンプの一部分を変更して段階的に学習していくのが理解が早いと思います。実際のところ私自身も、初段あるいは出力段のどちらか一方を部分的に改造することで、徐々に真空管アンプの構造を覚えていったような気がします。
ついでですので、初段を12AT7にして出力インピーダンスを改善した回路図も掲載しておきます。。。(汗
12AT7-6CH6-EZ80 Single Ended Amplifier (Tube Headphone Amplifier) testing circuit 回路図
12AT7 ( ECC81 ) Triodehttp://www.mif.pg.gda.pl/homepages/frank/sheets/030/e/ECC81.pdf
本日の記事は、過去に掲載した記事のまとめみたいな感じになってしまいましたが、このブログをご覧の皆様のヒントとかアイデアとかキッカケになって頂ければ幸いです。(^O^)
実は正直に告白しますと、先日、柏葉幸子 霧のむこうのふしぎな町 帰命寺横丁の夏 梨木香歩 冬虫夏草 上橋菜穂子 物語ること、生きること を読んで、創作のエネルギーを貰った(テツさんは個人的に“エナジードレイン”(※注1)と呼んでます。)ので、本日のブログ記事を書く事にしました。
言うなれば、『エナジードレインのお裾分け』です。(笑)
(※注1)エナジードレイン
RPG用語では相手の生命力を頂く行為ですけど、テツさんは個人的に“他者様の作品に感銘を受けてそこから創作のエネルギーを貰い、作品制作のモチベーションをアップさせる行為”という意味で使用しています。
自分で言うのもナンですけど、私自身の真空管アンプ制作って、2010年~2011年頃が一番脂が乗ってた(!)んですけど、それって、ニトロプラス 装甲悪鬼村正 をプレイしたり、上橋菜穂子 『獣の奏者』 Ⅲ探求編 Ⅳ完結編 & 外伝 刹那 を読んで、魂が震えるほど超、超、超~っ感動!して、エナジードレイン充電率200%くらいになった(!?)からなんだと、今にして思います。。。(汗
最近、魂が震えるほどの感動がない!ので、モチベーション下降気味なんですよねー。とほほ。。。
( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )
追伸
思い起こしてみれば、カラーアルマイト処理シャーシを作ったのって、ちょうど ガールズ&パンツァー を観ていた時期ですよね。そういえば。。。(汗
ガールズ&パンツァー の熱い展開に燃えた!とかブログに書いた時に、カラーアルマイト・シャーシを新設したんですよねー。(コレ↓)
真空管ヘッドフォンアンプを、みっくみくにしてやんよ♪
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2013/04/06/6769892
いやホント。ガルパンの胸アツな展開にエナジードレインを注入させて頂きました! ( おい。。。(^_^; )
ていうか、そもそもトロイダルトランスの真空管アンプって、電源トランスをシャーシに内蔵すれば、谷川柑菜 だけじゃなくてⅣ号戦車D型が真空管アンプの上に載るかも!?とか思いついたからだったと。。。(汗
PLUM 谷川柑菜 だけじゃなくて、実はⅣ号戦車も?
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2012/12/23/6668016
なんか胸アツな作品に触れると俄然ヤル気になるらしいです。。。(大汗
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