6DJ8-6463parallel-6203シングル真空管アンプ2012/11/19 22:33

6463パラレルアンプですけど。。。

実は、高効率球(つまりバイアスの浅い球)は利得が大きいので、ミラー効果の影響で入力容量が大きくなるので、パラレルにするとさらに増大します。。。。(汗


昔はパラレル接続の作例ってよく見たのですけど、近年さっぱり作例がなくなってパラレル接続がベテランの真空管アンプ・ビルダーの人々から敬遠される(?)のは、実は入力容量が2倍になるというのが理由です。

逆に言えば、パラレル接続がベテランの真空管アンプ・ビルダーの人々から敬遠されるので、463パラレル・アンプなんかは、初心者の方々にとっては、却って狙い目になるんじゃないかな?と個人的に思ったのですけど。。。(汗


なにげに、LPF周波数(高域側ポール周波数)を計算してみたら。。。

12AX7 内部抵抗 rp=92kΩ 交流負荷 RL=100KΩ 出力インピーダンス 47.9kΩ 以上の値で計算してみたら、LPF=21.4kHz (-3dB) でした。

ちょっと低過ぎかも。。。(滝汗


ちなみに、6463の入力容量は。。。


GEマニュアルによる6463の入力容量
GEマニュアルによる6463の入力容量

Cin (Cg-k) 3pF
Cg-p 5pF


ですから、[ 3+5×(13.9+1) ]×2倍 (←パラレルなので2倍)

結局、6463パラレルの入力容量は、155pF です。。。(大汗

うーん。

こりゃあ、対策した方が良いかなと思って、初段を6DJ8にしてみました。


6DJ8-6463Parallel-6203 Single Ended Amplifier (Tube Headphone Amplifier) testing circuit 回路図
6DJ8-6463Parallel-6203 Single Ended Amplifier (Tube Headphone Amplifier) testing circuit 回路図

パラレル接続した6463特性図 ( two 6463 triode in parallel connection )
パラレル接続した6463特性図 ( two 6463 triode in parallel connection )

6DJ8特性図 ( 6DJ8 triode )
6DJ8特性図 ( 6DJ8 triode )


それで早速、気になるLPF周波数(高域側ポール周波数)を検討してみました。

6DJ8 内部抵抗 rp=7kΩ 交流負荷 RL=34.5KΩ 出力インピーダンス 5.8kΩ 以上の値で計算してみたら、LPF=176.9kHz (-3dB) でした。


これなら十分ではないでしょうか。


ていうか、初段をカスコード球にすると効果テキメンです。(^O^)

( わかってたんなら最初からそうしろよ、おい。。。(^_^; )


なお、計算式は下記の本の掲載ぺーにあります。


林正樹著『真空管ギターアンプの工作・原理・設計』のP.176
林正樹著『真空管ギターアンプの工作・原理・設計』のP.176

木村哲著『真空管アンプの素』のP.179
木村哲著『真空管アンプの素』のP.179


上記の本を、各自ご参照下さい。(ぺこり)



追伸

これは、ちょっと雑談なんですけど。。。

6463パラレルの入力容量155pFって、なんかビミョーな気がします。。。


通常の真空管アンプを作る立場からすると大きい感じがします。

けど、以前ハイブリッドヘッドフォンアンプを作った感じからすると、高耐圧MOS-FETの入力容量と比べると小さいなぁー。みたいな???

高耐圧MOS-FETなんか、2000pFとか3000pFとか普通だし、155pFってかなり小さい部類に入るよなーと思った。。。(大汗

ハイブリッドヘッドフォンアンプでよく使用されるビシェイIRF510なんて、Ciss=180pFですし。。。

VISHAY IRF510 DATA SHEET
http://www.vishay.com/docs/91015/sihf510.pdf


要するに、真空管→MOS-FETのハイブリッドアンプでは、12AX7のような高内部抵抗球はダメって事なんだよな。きっと。。。(汗


今さら何言ってンの?って感じですけどね。。。


6DJ8は高価なので、6N3Pに変更してみた2012/11/22 00:05

6463パラ・シングル真空管アンプですけど。。。


お風呂に入ってゆったり落ち着いた気分になって(!)、フト思ったのですが、初段の6DJ8はやっぱり高価なので、6N3Pに変更してみました。


6N3P-E ( Russian: 6Н3ПE triode )
6N3P-E ( Russian: 6Н3ПE triode )

6N3P-6463Parallel-6203 Single Ended Amplifier (Tube Headphone Amplifier) testing circuit 回路図
6N3P-6463Parallel-6203 Single Ended Amplifier (Tube Headphone Amplifier) testing circuit 回路図

6N3P特性図 ( Russian: 6Н3П triode )
6N3P特性図 ( Russian: 6Н3П triode )

6N3P DATA SHEET
http://www.mif.pg.gda.pl/homepages/frank/sheets/113/6/6N3P.pdf


なんだか最近、次から次へと回路図を掲載しているので、却って初心者の方々も混乱するのでは?などと、実は思ったりもしています。


すみません。。。(汗


通常は実際に製作してから記事を書くのですけど、今回は、“叩き台の実験アンプ”みたいな雰囲気の記事なので、普段は書かない事を書いています。


もの作りというヤツは、数々の試行錯誤から出来上がる訳ですので、完成するまでには、さまざまなアイデアが出てくるのです。


例えば、お風呂に入っている時とか、寝る前とか、あまつさえ気分転換に鍛治場の周りを走ってみたりとかした時にアイデアが出てきます。

漫画家かよっ!(ビシィ)



(C)IsII 装甲悪鬼村正 英雄編 2巻 おまけマンガ
(C)IsII 装甲悪鬼村正 英雄編 2巻 おまけマンガ


。。。。。(汗


そういえば、装甲悪鬼村正 英雄編 2巻 のコミックについていたオビには笑いました。


装甲悪鬼村正 英雄編 2巻オビ (C)ニトロプラス イラスト:なまにくATK
装甲悪鬼村正 英雄編 2巻オビ (C)ニトロプラス イラスト:なまにくATK


『 黒ストッキングから透けるパンツ これもまた武士道! 』とか、うんうん納得!とか、アマゾンで購入した私は気軽に思いましたけど、よく考えてみたら、一般書店ではこのオビが付いて店頭に平積みされていた訳で、このコミック購入する時はコレ持ってレジに行くのかっ!?と、テツさん、ちょっと戦慄を覚えました。


あと、1~2巻のコミック内にはそーいう描写(黒ストッキングから透ける…)が無かったハズなので、最初は判らなかったのですけど、どうやら第1巻に付属していたピンナップの事なのでしょうか???


装甲悪鬼村正 英雄編 1巻ピンナップ 綾弥一条 (C)ニトロプラス イラスト:大熊猫介
装甲悪鬼村正 英雄編 1巻ピンナップ 綾弥一条 (C)ニトロプラス イラスト:大熊猫介

なお、このピンナップにズキューンときた人は、各自コミックを購入して下さい。。。(汗


(C)IsII 装甲悪鬼村正 英雄編 1巻 表紙
(C)IsII 装甲悪鬼村正 英雄編 1巻 表紙

装甲悪鬼村正 英雄編 (1) [コミック]
http://www.amazon.co.jp/dp/4047157058


上記のピンナップのポーズか、あるいは決めポーズ綾弥一条フィギュアが欲しいです。

三世村正メイドも良いですけど、綾弥一条フィギュアをどこからか発売してくれないだろーか。

。。。。。


うーん。


それにしても。。。

もの作りというヤツは、数々の試行錯誤から出来上がる訳ですので、完成するまでには、さまざまなアイデアが出てくるのです。あたりまでは、真空管アンプのブログとして、なんだかとてもイイ雰囲気の話だった(!)のに、いきなり話が残念な方向へいったよっ!

すべてブチ壊しだよっ!?

ていうか、真空管アンプの話題が、どうして黒ストッキングから透けるパンツについての話になるのか大いに謎です。。。(汗


いやまあ、好きだから書いてるんですけどねっ! 


それじゃあ、あんまりなので、話を強引に真空管のネタに戻します。



えーと。


先日、ガールズ&パンツァーに、Fiat500(チンクエチェント)が登場する記事を書きましけど、普通なら優花里の部屋にある『真空管式の無線機』
が気になるハズなんですよね。。。(汗


私は、あまり第二次大戦中の軍用無線機とかに興味ないんで、あまつさえ、無線機よりも優花里のサークルKサンクスの制服姿が気になってしょうがなかったダメ人間ですけど、普通は『真空管といえば無線機』ですよねー。


ガールズ&パンツァー 優花里の部屋にある無線機
ガールズ&パンツァー 優花里の部屋にある無線機


優花里の部屋にあった通信機とは機種が違うのですけど、何を隠そう、最近当ブログで取り上げていた球、12A61626って、実は第二次世界大戦中の通信機/無線機(受信機・送信機)に使用されていた球なのです。
ていうか、そもそも真空管は当時の最先端電子デバイス(?)ですので、電探(レーダー)とか通信機など、軍関係で使用される事が多かったのです。

優花里の部屋にある通信機は戦車用(?)だから、たぶんARMY(=陸軍)だと思うんですけど、12A6と1626が使用されているのは、おそらくU.S.NAVY AIRCRAFT RADIO CORPORATION ですので、海軍航空機用ではないかと推察します。。。(汗


ちなみに、テツさんは“通信機”と“無線機”の区別がわかりません。
たぶん、その方面では、しっかりと区別されているのではないかと。。。


6DJ8-1626 Single Ended Amplifier (Tube Headphone Amplifier) Good Smile Company 1/8 Scale figure Miku Hatsune: Lat-type Ver.
6DJ8-1626 Single Ended Amplifier (Tube Headphone Amplifier)
Good Smile Company 1/8 Scale figure Miku Hatsune: Lat-type Ver.

JAN-CRC 1626
U.S.NAVY CRC-1626 For AIRCRAFT RADIO CORPORATION


なお、通信機/無線機の型式は、WWII US NAVY MILITARY TUBE RADIO RECEIVER/TRANSMITTER AN/ARC-5 らしいです。


ウィキペディアによると、12A6は受信機で、1626は送信機に使用されていたようです。

WIKIPEDIA AN/ARC-5
http://en.wikipedia.org/wiki/AN/ARC-5


AN/ARC-5 Receivers 12A6
AN/ARC-5 Receivers 12A6

LF/MF/HF receivers all use a similar same 6-tube superhet design: r.f. amplifier (12SK7), converter (12K8), two i.f. stages (two 12SK7's, or 12SK7/12SF7), diode detector/BFO (12SR7), and one audio stage (12A6).


AN/ARC-5 Transmitters 1626
AN/ARC-5 Transmitters 1626

ARC-5: The 1626 is in the left side
AN/ARC-5 Transmitters 1626

Transmitters use four tubes: 1626 oscillator, two 1625 finals, and 1629 magic-eye tuning. The latter gives a visual indication, viewable by raising a small cover, when the oscillator's frequency matches that of an internal crystal, thus allowing a check of the dial calibration.


ご興味ある方は、調べてみて下さい。(^O^)


フー。なんとか真空管ネタで話をまとめる事ができました。ヨカッター!


( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )


グラマンF6Fヘルキャットに1626と12A6が使用されている件2012/11/23 19:05

前回の日記で、軍用コマンドセットの AN/ARC-5 において、1626は送信機、12A6は受信機に使用されていたようです。と書きましたが。。。



HYTRON 1626
真空管 HYTRON JAN-CHY 1626 (VT-137)

真空管 12A6(メタル管タイプ)
真空管 RCA JAN-CRC 12A6 (メタル管タイプ) (VT-134)



私自身、ミリオタという訳ではないのですけど、実際に使用された機体が何なのか?ものすご~く気になったので調べてみました。


どうやら、グラマンF6Fヘルキャット後期型に採用されていたようです。


Grumman F6F Hellcat AN/ARC-5
Grumman F6F Hellcat AN/ARC-5


航空機用の無線(空と地上で交信するマルチ・チャンネル通信機らしい)ですので、もちろんグラマンF6Fヘルキャットだけでなく、数種類の機体に搭載していたようです。


ググってみたら、搭載機の一覧がありましたので、ご参照下さい。


Airborne Radio Communications

AN/ARC-5 AM/CW Multi-Channel Air-to-Ground Communication Radio Set; used in

B-17, B-24, C-47, C-119, C-121, P-2, P-5, P-38, S-2, T-28(??), H-13, H-19, F4U, F6F, HO3S-1, HO5S-1, HRS-1, PBM-5S, PBY-6A, R6D-1, SB2C-5, TBM-3S


有名な機体(?)は、以下のあたりでしょうか???

http://en.wikipedia.org/wiki/Grumman_F6F_Hellcat
http://en.wikipedia.org/wiki/F4U
http://en.wikipedia.org/wiki/P-38
http://en.wikipedia.org/wiki/B-17
http://en.wikipedia.org/wiki/Douglas_C-47_Skytrain


F6Fヘルキャット、F4Uコルセア、P-38ライトニング、B-17フライングフォートレス、C-47スカイトレイン。。。凄いなコレ。。。(汗



映画バンド・オブ・ブラザース(C-47)とか、メンフィス・ベル(B-17)に、現存する機体が登場していましたけど、まさか自分が普段使用している真空管が使用されていた(!)なんて、夢にも思っていませんでした。
 

第二次世界大戦中の通信機器に使用されていたという事は、なんとなくは知っていたんですけど、これまで具体的な機種名まで調べてみた事は一度もなかったのです。。。(大汗


お恥ずかしながら、テツさんの第二次世界大戦中の通信機のイメージって、コンバットに登場する“チェックメイト・キングツー。こちらホワイト・ルーク”のアレ(!?)しかないので、まさか戦闘機だとは。。。


ちなみに、こういう事は別に珍しい事ではなくて、例えば現在春日無線で発売している4P1Lシングルアンプキットの4P1Lって、ロシアのMiG-25戦闘機の通信機器に使用されていた真空管だったりします。

4P1Lシングルアンプキット KA-29SE
http://www.e-kasuga.net/goods.asp?id=1166

ウィキペディア(日本版)MiG-25
http://ja.wikipedia.org/wiki/MiG-25_(航空機)


ですから、実は真空管の世界では、ごくフツーにある事なんですけど、私個人的に、通信機/無線機について興味がなくて、これまで調べた事はありませんでした。。。(汗


いやー。ホント、調べてみるモンですねー。(^O^)


それにしても、ガールズ&パンツァー 優花里の部屋にある無線機の話題をブログに書かなかったら、さすがにここまで調べなかったと思います。


ガールズ&パンツァー 優花里の部屋にある無線機
ガールズ&パンツァー 優花里の部屋にある無線機


ありがとう、優花里!君が戦車オタ娘だったおかげで、普段使ってる真空管について調べる事ができたよっ!!


ほんと、ありがとー。(^O^)


( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )


6V6GTがP51マスタング戦闘機とM4シャーマン戦車に使用されている件2012/11/24 15:08

前回、グラマンF6Fヘルキャットとか書きましたけど、個人的には、ノースアメリカンP51マスタングが好きだったりします。

水冷エンジンといえば、三式 「飛燕」も良いですけど、やっぱり映画プライベートライアン』と『太陽の帝国』のイメージがあるので。。。(汗


North American P-51 Mustang
North American P-51 Mustang


それで、P51マスタングで使用している通信機について調べてみました。


軍用コマンドセットは、AN/ARC-3 のようです。

搭載している機体は、下記のとおり。

AN/ARC-3 VHF Command Radio Set; used in

C-45, C-47, C-97, C-119, C-130, H-21, B-29, P-38, P-51, F-80, F-86, F-90, T-28, T-33, YB-49A, OY-2, TO-1


North American P-51 Mustang
http://en.wikipedia.org/wiki/North_American_P-51_Mustang

North American F-86 Sabre
http://en.wikipedia.org/wiki/F-86

Northrop YB-49
http://en.wikipedia.org/wiki/Northrop_YB-49


ノースアメリカンP51マスタング、自衛隊でも使用して映画『ゴジラ』にも登場したF-86セイバー
ブーメランの様な形状の無尾翼機YB-49などなど。。。


それで気になるのは、使用している真空管なんですけど。。。


AN/ARC-3 VHF Command Radio Set
AN/ARC-3 VHF Command Radio Set


R-77B/ARC-3 Receiver for ARC-3 VHF Radio
http://www.radiomuseum.org/r/sylvania_receiver_r_77barc_3.html

12SG7 12SG7 12H6 12SN7GT 12SN7GT 12SL7GT 12A6GT 9001 6AK5W 6AK5W 6AK5W 6AK5W 6AK5W 12SH7 9002 9002


T-67/ARC3 Transmitter for ARC-3 VHF Radio
http://www.radiomuseum.org/r/military_t_67arc3_transmitter_for_arc_3_vhf_radio.html

6V6GT 6V6GT 832A 832A 12SH7 6J5 6V6GT 6L6GA 6L6GA


受信機には、12SN7GT 12SL7GT 12A6GTが使用されているようです。

JAN CRC-12SN7-GT
JAN-CRC 12SN7GT

各社 12SL7GT
JAN-CRC 12SL7G他 各社 12SL7GT

TUNG-SOL & NATIONAL 12A6GT
TUNG-SOL & NATIONAL 12A6GT


一方、送信機には、6V6GT 6L6GAが使用されているようです。


JAN-CRC 6V6GTY
JAN-CRC 6V6GTY

シルバニア6L6GAは売却してしまって手元にないので写真ありません。
すみません。。。(汗


。。。。。


さて、最近、ガールズ&パンツァー 優花里の部屋にある無線機とかブログに書いているので、もしかしたら検索で当ブログにご来訪の方もいらっしゃるかもしれません。

そういった方は、『 漢なら、やっぱ戦車だろっ!! 』というタイプなのかもしれないので、戦車で使用されている通信機について、ざっくりと簡単に調べてみました。


ガールズ&パンツァー シャーマン軍団
ガールズ&パンツァー シャーマン軍団

M4 Sherman
http://en.wikipedia.org/wiki/M4_Sherman


M4シャーマンで使用している軍用コマンドセットは、SCR-508 のようです。

BC-603 for SCR-508, SCR-528
http://www.radiomuseum.org/r/military_bc_603.html


ガールズ&パンツァー の劇中に出てくる無線機は、BC-603 と推察されます。


ガールズ&パンツァー シャーマン戦車で使用の受信機 BC-603
ガールズ&パンツァー シャーマン戦車で使用の受信機 BC-603

BC-603 Receiver
BC-603 Receiver

Range 20 - 28 MHz, ten channel presets, NBFM (Amstrong license). Needs dynamotor DM-34-A (12 volts) or DM-36-A (24 volts). Similar to BC-683 (27 - 38.9 MHz). Some slightly different variants. Basic component of WWII tank radio sets SCR-508 and SCR-528, matches transmitter BC-604. Also made under license in France.

The BC-603 was used for instance for the system SCR-508 from 1942 for tanks like M5 Stuart, M7 Priest, M10 Wolverine, M24 Chaffee, M4 Sherman, M7 MT, T1 heavy, M36 Slugger, M4A3E2, M4A3E8 Sherman, M6, T20, T25 AT, T29, M26 Pershing, T23, T28, T32, M46 Patton, T34, T95.

The military Radio Set SCR-508 consists basically of Radio Transmitter BC-604 and two Radio Receivers BC-603. BC-604: 10 preset channels for FM voice with power output of 30 watts, frequency 27.9 Mc. Receiver BC-603: Superhet with IF 2.65 Mc, frequency 20 to 27.9 Mc. Further items which we list is the Frequency Meter Set I-129-B and the FM Signal Generator I-208.


なお、使用している真空管は、

6AC7 6AC7 12SG7 6J5 12SG7 12SG7 6H6 6SL7GT 6SL7GT 6V6GT


受信機のオーディオ用ファイナル(出力段)は、航空機が12A6GTで、戦車(車両)が6V6GTという所が面白いです。(^O^)

もっとも、6V6GTは航空機の送信機にも使用されているので、まあ、つまり6V6GTは、P51マスタング戦闘機M4シャーマン戦車の両方に使用されてたりする訳です。



真空管ギターアンプの工作・原理・設計の本は、フェンダー Champ5F1 のギターアンプを自作する為の本ですけど、フェンダー アンプは6V6GTを使用しているので、


『 俺のアンプは、P51マスタング戦闘機M4シャーマン戦車と同じ真空管を使ってるんだぜっ!! 』と妄想すれば、製作意欲も湧くに違いないでしょう。きっと。たぶん。。。(汗


( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )



追記

ちなみに、 優花里の部屋にある無線機は、Fu 5 だと思います。
通信機/無線機に詳しい方ならパッとすぐ判るのでしょうが、おそらく、ドイツ軍の戦車に標準搭載(?)されていたモノではないかと。

ガールズ&パンツァー 優花里の部屋にある無線機
ガールズ&パンツァー 優花里の部屋にある無線機 ( Fu 5 ?)

German Tank Radio Fu 5
German Tank Radio Fu 5


中身の真空管は、もちろんテレフンケンだと思われるので、テツさん詳しく調べる気がしません。。。
第二次世界大戦中のテレフンケンの真空管って、いったい幾らするんでしょうか???

ていうか、無線機についてよく判らないのですけど、女子高校生がコレクションするレベルの代物ではないような。。。(汗

つまり、ガールズ&パンツァーの優花里は筋金入りの戦車オタだっ!っていう事か!?


( 劇中では、戦車本体が走り回っている(!)んだから、女子高校生でもフツーに無線機を買えるのでは?戦車道ショップで通販とか。。。(^_^; )


P51マスタング&M4シャーマン:1942年当時のカラー写真に驚いた!2012/11/27 21:03

先日、日記に書いた、ノースアメリカンP51マスタングの通信機について、調べていた時に見つけたのですけど。。。


P51マスタングとかM4シャーマンの1942年当時“カラー写真”(!)に超~ビックリした!!

いや、なんかさー。

現代のデジカメで撮影したんですか?ってくらい画質が良いんですよね。。。(汗


Women are trained as engine mechanics in thorough Douglas training methods, at the Douglas Aircraft Company in Long Beach, California, in October of 1942. (Alfred Palmer/OWI/LOC)
Women are trained as engine mechanics in thorough Douglas training methods, at the Douglas Aircraft Company in Long Beach, California, in October of 1942. (Alfred Palmer/OWI/LOC)


P-51 "Mustang" fighter in flight, Inglewood, California, The Mustang, built by North American Aviation, Incorporated, is the only American-built fighter used by the Royal Air Force of Great Britain. Photo taken in October, 1942. (Alfred Palmer/OWI/LOC)
P-51 "Mustang" fighter in flight, Inglewood, California, The Mustang, built by North American Aviation, Incorporated, is the only American-built fighter used by the Royal Air Force of Great Britain. Photo taken in October, 1942. (Alfred Palmer/OWI/LOC)


P-51 "Mustang" fighter plane in construction, at North American Aviation, Inc., in Los Angeles, California. Photo likely taken sometime in 1942. (Alfred Palmer/OWI/LOC)
P-51 "Mustang" fighter plane in construction, at North American Aviation, Inc., in Los Angeles, California. Photo likely taken sometime in 1942. (Alfred Palmer/OWI/LOC)



ガールズ&パンツァー 好きで、『 漢なら、やっぱ戦車だろっ!!! 』というタイプの方には、M4シャーマンM3リーの写真をどうぞ。



A parade of M-4 (General Sherman) and M-3 (General Grant) tanks in training maneuvers, at Ft. Knox, Kentucky. Note the lower design of the M-4, the larger gun in the turret and the two hatches in front of the turret. Photographed in June of 1942. (Alfred Palmer/OWI/LOC)
A parade of M-4 (General Sherman) and M-3 (General Grant) tanks in training maneuvers, at Ft. Knox, Kentucky. Note the lower design of the M-4, the larger gun in the turret and the two hatches in front of the turret. Photographed in June of 1942. (Alfred Palmer/OWI/LOC)


M-3 tanks, at Ft. Knox, Kentucky, photographed in June of 1942. (Alfred Palmer/OWI/LOC)
M-3 tanks, at Ft. Knox, Kentucky, photographed in June of 1942. (Alfred Palmer/OWI/LOC)


Tank crew standing in front of M-4 tank, Ft. Knox, Kentucky, June, 1942. (Alfred Palmer/OWI/LOC)
Tank crew standing in front of M-4 tank, Ft. Knox, Kentucky, June, 1942. (Alfred Palmer/OWI/LOC)



富国強兵プロパガンダを呼びかける為に、特別に撮影されたみたいですけど。。。


それにしても凄いです。ホント、びっくり。


ちなみに、ソースは、こちら。(↓)

World War II: The American Home Front in Color
http://www.theatlantic.com/infocus/2011/08/world-war-ii-the-american-home-front-in-color/100122/


1942年当時の“カラー写真”
45枚(!)掲載されています。

写真に興味ある方は、ご堪能あれ。



それにしても、なんだか最近は、ミリオタっぽい記事ぱっかり。。。(大汗