WE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプ(6)2012/06/10 15:51

WE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプの電源部リップルフィルターの電解コンデンサーですけど。。。

その後、いろいろ考えて、また構成を変更しました。。。(汗


電源部のリップルフィルターは、

560μF → 2KΩ → 47μF

という構成にしました。



電源部のリップルフィルター  560μF→2KΩ→47μFという構成にしました。
560μF→2KΩ→47μFという構成に変更




真空管アンプの場合は、電源部のリップルフィルター(π型フィルター)を通った後に、アンプ全体の電流を供給します。

47μF → 2KΩ → 220μF → (アンプの全電流)


WE408Aアンプの回路では、アンプのほとんどの電流をFETソースフォロワーに供給しますので、真空管アンプの回路とは、ちょっと違うのでは?と、今更ながらに気が付きました。。。(汗

なお、FETソースフォロワー回路の場合は、FETソースに電源のリップルが出ない(!)ので、通常そのまま電源を供給します。

つまり、Pete Millett さんの The "Starving Student" hybrid headphone amplifier の優れているところは、電源のリップルが出てこないFETソース側の、クリーンな電流で真空管のヒーターを点火している(!)という所ではないかと、若輩者の私は推察します。。。(汗



560μF → FETドレン供給 (FET source follower supply)
  ↓
 2KΩ
  ↓
 47μF → 初段プレート供給 (WE408A plate current)




要するに、WE408Aの方には、0.45mA×2=0.9mAしか供給しない(!)ので、2段目を大きくしても意味ないのでは???と思いました。
もっとも、WE408Aプレート供給側のリップル除去率を、ある程度は確保しなければいけないので、47~100μFくらい投入したい所ですけど。。。(汗


そんな経緯で、再び実験を繰り返して、ピョコピョコ現象が出ないのを確認しました。

二段目コンデンサーを47μFの小さな容量を入れたので、二段目をチャージする為の突入電流が減ると思います。
これで、一段目の電流の吸い込みと吐き出しのバランスが、以前と異なると推察します。。。(汗


560μF→2KΩ→47μFの構成にして、再試験を実施
再び実験を繰り返して、ピョコピョコ現象が出ないのを確認


ちなみに、今回の実験では、エルナー製の電解コンデンサーを使用してみました。


ELNA RJH 63V 560μF と他の電解コンデンサー
ELNA RJH 63V 560μF


エルナー電解コンデンサーを使用したのには、特に意味はありません。

私個人的に、エルナーが好きなだけ(!)です。すみません。。。(汗



生まれて初めて製作した真空管アンプが、三栄無線の 12AX7-6BX7シングル真空管アンプ・キットで、それに付属していた電解コンが、エルナーセラファイン(旧赤色)だったので、私個人的に、【真空管アンプといえば、エルナー】というイメージがあるのです。。。(滝汗

三つ子の魂百まで。と申しますし。。。


( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )




追伸

半導体アンプを製作する場合の、平滑コンデンサー容量ですけど。。。

確か、『 1Aあたり、最低 2000μF 』 でしたっけ???

今回のWE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプの消費電流は、
50mA×2=100mA
ですから、おおよそ0.1A。

つまり、最低220μF必要???
 
うーん。

電源部は、330~470μFくらいで良かったのでしょうか???



WE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプ(5)2012/06/07 19:02

現在、誠意製作中のWE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプですけど。

またもや問題が発生しました。。。(汗


まあ、何と言いますか、以前から症状は出ていた(!)のですけど。。。

通常、電源をONした時、WE408Aのヒーターには、最初100mA位の電流が、ガァーッと流れてからすぐに50mAまで落ちて電流が安定します。

けど、まれに電流が脈動して、電流計の指針がピョコピョコ動くような挙動をします。


言葉で説明すると判りにくいですけど、ムービー見ると視覚的に大変よく判るので、ムービーファイルをネットにアップしました。。。(汗

QuickTimeムービーファイル(.MOV)ですので、Windows Media playerで再生して頂けます。
ファイルサイズは、30MBと41MBです。


電源をONした時、正常な状態は、コレ(↓)。
http://www.ne.jp/asahi/l-forme/neko/movie_data/POWER_ON_usually_30MB.MOV


電源をONした時、電流がピョコピョコ脈動(!)する様子はこちら。
http://www.ne.jp/asahi/l-forme/neko/movie_data/POWER_ON_Non_usual_41MB.MOV




いやなんか、やっぱり実験の時にアナログ電流計を使用すると、電流が流れる様子(!)が、視覚的によく判ります!!


それで、その症状はいつも出るという訳ではないのですけど、たぶん電解コンデンサーの電荷のチャージ状況によって変わるのかもしれません。。。


電源部のリップルフィルター(π型フィルター)は、

820μF → 2KΩ → 820μF

という構成なのですけど、一段目コンデンサーに820μFの大容量を入れた為、
電流の吸い込みと吐き出しが干渉し合っているのかも。



普通の真空管アンプでは、コンデンサインプット一段目コンデンサーを33μF~47μFまたは100μFとか小容量のコンデンサーを入れます。
一段目のコンデンサーを小容量にするのは、真空管アンプ製作におけるお約束(?)みたいな認識があったので、私個人はいつもそうしています。

もともとは、大容量のコンデンサ入れると突入電流で整流管やダイオードを痛めてしまうので小容量のコンデンサーを入れるという事であったかと。


自身は、半導体アンプをまったく製作しないので、ACアダプター供給の電源周りのトラブルに対して、イマイチ原因に確信が持てない(!)のですけど、これまで真空管アンプを製作してきた経験から推論すると、どうも怪しいのは一段目の820μFっぽいので、コンデンサーを820μF→100μFへ変更しました。



電源部のリップルフィルター(π型フィルター)の一段目コンデンサーを820μF→100μFへ変更

電源部のリップルフィルター(π型フィルター)の一段目コンデンサーを820μF→100μFへ変更
電源部のリップルフィルター(π型フィルター)の一段目コンデンサーを820μF→100μFへ変更しました。


とりあえず、コンデンサーを変更したら症状が出なくなった。(ような気がする。。。)


前述のとおり、私自身はあまり半導体アンプの電源周りの設計がよく判っていないので、なにかトンチンカンな対応しているかもしれませんが、間違ってても許して下さい。。。(大汗


そんな訳ですので、WE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプの製作については、皆さん過度な期待はせずに、どうか生暖かい目で見守ってやって下さい。お願いします。


( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )



WE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプ(4)2012/06/06 16:35

前回、ブレッドボード上に、片チャンネル分の直流回路だけを組んで、FETゲート・ソース間電圧=V(GS)を実測したのですが。。。

ブレッドボードに回路を組んだので、ついでにWE408Aの左右チャンネルのプレート電流も揃えておこうかな?と思い、バイアス電圧を実測してプレート電流を計測したところ、WE408Aのプレート電流にバラツキがある事が判明しました。

供給電圧48Vでも、プレート電圧が低く過ぎて想定していたバイアスが出ません。。。(汗


そこで、4年以上前の19AQ5ヘッドフォンアンプ祭りの頃に購入した軍箱WE408Aを、ダンボール箱の底の方から苦労して発掘して、プレート電流のバラツキ実験をする事にしました。


過去に購入した、軍箱WE408Aを発掘しました。
過去にバンテックから通販で購入した軍箱WE408Aを発掘してきました。


実際に、発掘したWE408Aのバイアス電圧(=プレート電流)を計測してみました。


WE408A hybrid Headphone Amplifier プレート電流バラツキ具合の確認中
WE408A hybrid Headphone Amplifier プレート電流バラツキ具合の確認中


WE408A(6AK5W)三結特性図


WE408Aのデータシートはこちら。
http://www.westernelectric.com/spec_sheets/408A.pdf

WE408A三結は、レイセオン6AK5W-CK5654三結図で代用しています。
http://www.mif.pg.gda.pl/homepages/frank/sheets/138/5/5654.pdf


データシートの三結特性図から、プレート電流を0.55mAくらいに想定していたのですが、手持ちにある球からサンプル12本のデータを取ってみたところ、標準偏差(正規分布)バラツキの中点が、おおよそ0.45mA位なのではないかと、私個人は推察しました。。。(汗

従って、プレート電流0.45mAにおいてバイアス-1Vとなるように、カソード抵抗の値を2.4KΩに変更しました。

サンプリングした統計データをどのように処理するのかは、各個人によって、いろいろな方法があるかと思いますので、実測した生データを公開致しますので、各人いろいろ考えてみて下さい。


カソード抵抗 2.4KΩ 実測値2.364KΩ

  バイアス電圧/プレート電流/プレート電圧(プレート・カソード間電圧)

(A) 1.259V   0.533mA   31.17V
(B) 1.179V   0.499mA   32.23V
(C) 1.074V   0.454mA   33.62V
(D) 1.061V   0.449mA   33.79V
(E) 1.037V   0.439mA   34.14V  
(F) 1.036V   0.438mA   34.14V
(G) 0.950V   0.402mA   35.28V
(H) 0.939V   0.397mA   35.42V
(I)  0.926V   0.392mA   35.60V
(J) 0.784V   0.332mA   37.40V
(K) 0.682V   0.288mA   38.70V
(L) 0.583V   0.247mA   40.10V


上記データ赤字で示した0.45mAあたりかな?と推察したのですけど、そもそもサンプル数が12本と少ないので、信憑性はあまりないかもしれません。

と言いますか、私個人的な印象では、やっぱり低電圧だとキツイなぁ…という感触です。

48V供給といっても負荷抵抗での電圧降下がありますので、実質的なプレート電圧は35V程度ですので、いくらウエスタン球とはいえ、プレート電流が流れない。ていうか流れてもバラツキが大きい気がします。。。。(汗

例えるなら、飛行機が失速寸前(!)で、フラフラ飛んでるようなイメージでしょうか。。。


(C)芦奈野ひとし カブのイサキ 4巻
(C)芦奈野ひとし カブのイサキ 4巻


なんかACアダプター供給の低電圧で、WE408Aを使用するのが気の毒な気がしてきました。。。(汗

本来なら100V以上の電圧を掛けて、本領を発揮させてやりたい所です。


そうは言っても乗りかかった船と言いますか、ここまで来てしまった訳ですから、まあとりあえず、カソード抵抗を2.4KΩに変更して、WE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプを製作してみます。

次回は、製作編の予定です。

(次回につづく)



追伸

以前のブログで、英語表記を付けるとアクセス数伸びるか実験したのですけど。。。
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2012/05/20/6451147


その後、アクセスランキングは52位(!)まで伸びました。。。。(汗


アサブロ管理画面 アクセスランキング52位!


うーん

やっぱり、英語表記を付けるとアクセス数が多くなるのでしょうか?

今回も、オマケで英語表記を付けてみます。



WE408A & Toys Works Collection 2.5  GUNSLINGER GIRL Henrietta Pre-Painted PVC Trading Figure
WE408A & ヘンリエッタ にいてんご Toys Works Collection 2.5  GUNSLINGER GIRL Henrietta Pre-Painted PVC Trading Figure

WE408A & Toys Works Collection 2.5  GUNSLINGER GIRL Henrietta Pre-Painted PVC Trading Figure  FotoSketcher Ver.2.10 COLOR PENCIL VERSION
WE408A & Toys Works Collection 2.5  GUNSLINGER GIRL Henrietta Pre-Painted PVC Trading Figure  FotoSketcher Ver.2.10 COLOR PENCIL VERSION

WE408A & Toys Works Collection 2.5  GUNSLINGER GIRL Henrietta Pre-Painted PVC Trading Figure  FotoSketcher Ver.2.10 WATER PAINTING VERSION
WE408A & Toys Works Collection 2.5  GUNSLINGER GIRL Henrietta Pre-Painted PVC Trading Figure  FotoSketcher Ver.2.10 WATER PAINTING VERSION


WE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプ(3)2012/06/04 20:07

現在WE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプを製作するための予備実験を実施しています。


オリジナルの19J6ハイブリッド・ヘッドフォンアンプ(The "Starving Student" hybrid headphone amplifier)は、いちおうFETの品種は何でも良い事になっているのですが。。。(汗

細かい話で恐縮ですけど、厳密に言えば、FET品種とアイドリング電流の値によってゲート・ソース間電圧=V(GS)が異なるので、WE408Aをヒーター点火する電圧が、V(GS)の値によって変化します。

通常、FETの回路においてゲート電圧とソース電圧を決定するのに、ゲート・ソース間電圧=V(GS)が必要ですので、これが判らないと設計できなかったりします。


それで、V(GS)はいくつなの?と誰しも思うのですけど、前述のとおり、FET品種とアイドリング電流の値によってゲート・ソース間電圧=V(GS)が異なるので、ぶっちゃけ、実測してみるしかありません。


最初は、ぶっつけ本番でアンプを組んで、後日に手直ししようと考えたのですけど、それも面倒だと考え直して、あらかじめ回路を組んで予備実験する事にした次第です。


結局、ブレッドボード上に、片チャンネル分の直流回路だけを組んで、FETゲート・ソース間電圧=V(GS)を実測しました。


WE408A hybrid Headphone Amplifier 予備試験を実施中。。。
WE408A hybrid Headphone Amplifier 予備実験


パナソニック(松下)2SK762Aのゲート・ソース間電圧=V(GS)は、アイドリング電流50mA時、おおよそ3V(実測2.9V)である事が判明しました。


WE408A hybrid Headphone Amplifier 予備試験を実施中。。。
WE408A hybrid Headphone Amplifier 予備実験


つまり、FETのゲート電圧は、固定バイアスにより供給電圧48Vの半分の24Vに設定されていますので、ソース電圧は、

24V-3VV(GS)=21V

となって、つまり設計上はWE408Aのヒーターを21V点火するという事になります。

実回路ヒーター両端の電圧値を実際に計測してみましたところ、実測値は、20.5Vでした。その時のヒーター電流は約50mAでした。


おおよそ設計に必要なデータは収集できたので、これから実際にアンプを製作していこうと思います。


WE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプの完成を楽しみにされている方には申し訳ありませんが、そういう事情ですので、もうしばらくお待ちください。。。。(汗



WE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプ(2)2012/05/27 21:09

現在、WE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプを製作中。。。

とりあえず、部品の方はすべて揃ったみたいです。


WE408A hybrid Headphone Amplifier 使用パーツその1
WE408A hybrid Headphone Amplifier 使用パーツその1

WE408A hybrid Headphone Amplifier 使用パーツその2
WE408A hybrid Headphone Amplifier 使用パーツその2


それで、本日は、シャーシを加工していました。



WE408A hybrid Headphone Amplifier シャーシを加工します。
WE408A hybrid Headphone Amplifier シャーシを加工します。


WE408A hybrid Headphone Amplifier シャーシが完成!
WE408A hybrid Headphone Amplifier シャーシが完成!


オリジナルの19J6ハイブリッド・ヘッドフォンアンプ(The "Starving Student" hybrid headphone amplifier)は、回路の規模からすると、おおよそYAHAみたいなモノ(?)なので、一日あれば完成しそうな気がしたのですが。。。


だが、しかし。。。


本日、東京は絶好の晴天に恵まれ、格好の洗濯日和。。。


洗濯しながらファーファの香りに包まれて、『おほー、洗濯気持ちイイー。』とかやってたら、洗剤がそろそろなくなりそうな事に気がついた。。。(汗

過去日記に4kgを買ったとか書きましたけど、やっぱりあまりにデカいので、4kgクマーは実家に進呈。私は1kgを使用していました、実は!


んで、洗濯機を廻しつつ、自転車で大岡山のサンドラッグに、ちょっとマタギに行ってきた。

NSファーファ・ジャパン・ブランドの新しいパッケージを一個ゲット。169円也。

それから、洗濯物を干し終わって、しげしげと新旧パッケージを比べてみたのですが。。。


果たして、どちらがカワイイのだろうかっ!?


いや中身は同じなんですけどね。。。(汗


ファーファ 新旧パッケージ比較


旧パッケージのくまの方がカワイイ気もしますが、新パッケージの赤い“Love”のロゴも可愛い感じがする。。。

うーん。

とか悩みつつ、日常の雑用をあれやこれややってたら、WE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプを作る時間がなくなりましたっ!すみません!!


まあ、シャーシ加工できただけ良し。とします。。。(汗


( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )



WE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプ(1)2012/05/19 17:30

先日、日記に書いた19J6ハイブリッド・ヘッドフォンアンプですけど。。

19J6ハイブリッド・ヘッドフォンアンプ オリジナルHP
The "Starving Student" hybrid headphone amplifier
http://www.pmillett.com/starving.htm


過去に春日無線から発売された19AQ5ヘッドフォンアンプで使用している19AQ5は、まさにヒーター19Vの150mAなんですけど、19AQ5は、すっかり市場から姿を消してしまいました。。。(汗


19AQ5ヘッドフォンアンプ用の電源トランスと、ブライマー19AQ5
19AQ5ヘッドフォンアンプで使用していた真空管19AQ5


現在、19AQ5は容易に入手できない球なので、それでアンプを作ってブログに作例を掲載するのは、あまり良い事ではないのでは??と思ったのですけど、よく考えてみたら、WE408Aがありましたね、そーいえば!

日本では、19J6よりもWE408Aの方が、簡単に通販で買えますので、利便性の良い球だと思います。

WE408Aは、もともと電話用の球で雑音が少なさそうですから、フィリップスSQ球にも匹敵するのでは???と、個人的に妄想してしまいました。


WE408Aなら、ちょっと作ってもイイいかなぁー。とかなんとか。。。


ぶっちゃけ、ウエスタンと聞くと、なんかソワソワしてしまう(!)のは、真空管アンプを製作する人間の悲しい性(サガ)かもしれません。。(汗

( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )


Figma初音ミク&WE408A
WE408A と マックスファクトリー figma 初音ミク

WE408A and MAXFACTORY figma HATSUNE MIKU ACTION FIGURE
WE408A and MAXFACTORY figma HATSUNE MIKU ACTION FIGURE

WE408A-1626 Single Ended Amplifier (headphone amplifier) MAXFACTORY the melancholy of haruhi suzumiya yuki nagato ACTION FIGURE
WE408A-1626 Single Ended Amplifier (Tube Headphone Amplifier) MAXFACTORY the melancholy of haruhi suzumiya yuki nagato ACTION FIGURE


WE408Aは、真空管ヘッドフォンアンプ・ユーザー、あるいは管球プリアンプ、マイクアンプ等を自作される方々には、とてもお馴染みの球ですし、今でも安価に入手できると思います。

現在バンテックは米国出張中ですので、バンテックからは通販できませんけど、少なくとも19J6や19AQ5よりかは入手性がよろしいハズです。

ていうか、以前は脚光を浴びてよく話題になりましたけど、今ではすっかり忘れ去られたような気がするのは気のせい???


とりあえず、WE408Aのヒーター規格は、20V、50mAですので、アイドリング電流の設計を、150mA→50mAに変更して、電圧増幅部分を6AK5三結にすれば良いのではないでしょうか???




さて、真空管はそれで良いと仮定しても、他にいくつか問題があります。


問題その1

19J6ハイブリッド・ヘッドフォンアンプは、48V ACアダプターで駆動するのですが、19J6真空管と同様に、日本国内では、48V ACアダプターが入手しづらいです。

通常、秋葉原の店頭でも売ってない(?)のですけど、とりあえず、ヤフーオークションでアウトレット品を安価に売っていたので、個人的に、48VのACアダプターを入手できました。

〈エアステーション プロ〉 48V用 ACアダプター WAPM-AC48
BUFFALO 〈エアステーション プロ〉 48V用 ACアダプター WAPM-AC48
注)アウトレット品ですので、アダプター本体のシリアルナンバーは、私自身が写真を画像処理して消しました。。。(汗


アダプター仕様は、48V 0.4A でしたので、19J6オリジナル回路の150mA×2=300mAでも使用できます。

オークション価格では、1280円~3000円くらいの幅がありますので、いくらで入手できるかは、それぞれ各人異なると思います。
私はアウトレット品を安く買いましたけど、今後いつでも安く買えるのかは、まったく判りません。。。(汗

アマゾンでも販売していますけど、通常価格は3千円位らしいです。

BUFFALO 〈エアステーション プロ〉 48V用 ACアダプター WAPM-AC48
http://www.amazon.co.jp/dp/B001LGCCUI


バァッファロー無線LAN機器用、別売りサービスパーツのACアダプターですので、本来の用途とは異なった使用となります。
この48V ACアダプターの使用については、各自の自己責任(!)という事でお願い致します。。。(滝汗


さらに、出力端子形状が、通常と異なる4極コネクタ(S端子)なので、秋月に行って、パネル取り付け用S端子コネクタを購入しました。


問題その2

オリジナル回路では、なにげなく IRF510 TO-220パッケージFET を使用していますが、IRF510は入力容量がC(iss)=135pFと小さいです。

ハイブリットμフォロワHPAで使用した、ST製 STD1LNK60Z-1 は、C(iss)=94pF ですけど、IPAKパッケージですので簡単に放熱器が取り付けできません。。(汗
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2012/01/04/6277616


今回、私個人は、若松通商で簡単に入手できる上に、安価で大量に在庫がある、パナソニック(松下)2SK762A C(iss)=310pF を購入しました。一個105円でした。

TO-220パッケージで、もっと入力容量が小さなFETがおそらくあると推察しますし、私よりもFET品種に詳しい方が沢山いらっしゃると思うので、(私は半導体に詳しくありません。。。)このハイブリッド・ヘッドフォンアンプに興味があって製作を検討されている方は、もっと入力容量が小さなFETを調べて探してみてはいかがでしょうか???

ちなみに、WE408A三結+松下2SK762Aの組み合わせで、高域ポール周波数をざっくり計算してみたら、45KHzでした。
ですから、20KHzよりも手前から、たぶん落ち始めていると思います。


。。。。。



以上のような経緯で、いちおう『 WE408Aハイブリッド・ヘッドフォンアンプ 』の製作準備ができた(?)ようです。。。(汗

しかも昨日、ちょろっとラジオデパートを歩いていたら、WE408A元箱入を発見したので、つい購入してしまいました。。。(汗


WE408A元箱入 と 松下FET 2SK762A 
WE408A元箱入と松下2SK762A


まあ、そんな感じですので、これから製作に掛かろうと思います。

なお、WE408Aハイブリッド・ヘッドフォンアンプの製作には数日間の日数を要すると思いますので、次回のブログ記事は、以前予告しましたとおり、
卵かけご飯のような超・簡単な単段6BQ7パラレル出力0.15Wシングル真空管アンプの予定です。

すみませんが、ご了承ください。



ていうか、6BQ7パラレルなんていいから、早くWE408Aを作れっ!という声が聞こえそう。。。ホントすみません。。。(汗

( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )




ハイブリッド・ヘッドフォンアンプのアイデアが素晴らしい2012/05/14 17:45

個人的に、真空管1626が好きなので、ラジオ技術6月号をアマゾンで購入しました。

ラジオ技術 2012年6月号

ラジオ技術 2012年6月号
http://www.amazon.co.jp/dp/B007X582M8

今月のラジオ技術には、長島氏設計の6AQ7-1626シングルが掲載されています。


長島氏設計 6AQ7-1626シングル
長島氏設計の6AQ7-1626シングル

春日無線の限定版EL32キットと同じシャーシを採用した1626シングル真空管アンプです。


オリジナル管球式パワー・アンプ用シャーシ  280型
http://www.e-kasuga.net/goods.asp?id=1114


私個人的に1626が好きなのでいろいろアンプを製作しましたけど、1626はバイアスが深いので、初段とNFBに大変悩みます。。。(汗

ですから、今回の長島氏の作例を大いに参考させて頂こうかと思い、今月のラジオ技術を購入した訳です。。。(汗


それで、ふむふむ、なるほどー。と、ラジオ技術を読みふけっていたのですけど、フト、目次を見たら、ハイブリッド・ヘッドフォンアンプの記事があるのを発見しました。

それで、なにげに記事を読んでみたら。。。

ガーン。

すげー。

19J6ハイブリッド・ヘッドフォンアンプのアイデアが素晴らしい!!


19J6ハイブリッド・ヘッドフォンアンプのアイデアが素晴らしい!!
19J6ハイブリッド・ヘッドフォンアンプ

真空管のヒーターを、FETソース・フォロワの負荷抵抗にするアイデアが凄い!!

まさに、目からウロコ状態っ!!!


いやはや、ビックリ!

世の中には、とてつもないアイデアを考えつく人がいるもんだと、たいへん感心しました。(^O^)


けど。。。


実際に、このアンプを製作するかは、ビミョー。
だって、たぶん音的には、FETハイブリッドμフォロワと同じだと思う。
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/cat/mu-follower/

初段が真空管で出力がFETソースフォロワなら、そりゃあ音は同じだなと。

しかも、FETハイブリッドμフォロワ・ヘッドフォンアンプは、フィリップスSQを使用しているので、そんじょそこらのハイブリッド・ヘッドフォンアンプには負けないと思う。

まあ、フィリップスSQ/PQ球を使用するのは、反則ワザ(!)という説もありますが。。。(大汗


実を言いますと。。。

私自身、ハイブリットμフォロワ・ヘッドフォンアンプを製作した経験から感想を述べさせて頂くと、出力部分を、FETソース・フォロワにすると、もの凄くセンシティブな感じになっちゃって、前段の真空管の雑音が、かなりよく聞こえちゃうんですよね。。。(汗


一般的な球を無作為に投入すると、ヒーターが暖まるまで、チンチン、カンカン、マイクロフォニック・ノイズの嵐ですし、ヒーターが暖まってからは、ガリガリ、ザッザッとかその球固有の雑音が聞こえたりします。。。(汗

つまり、フィリップスSQ/PQ球を使用するのは、伊達や酔狂で採用した訳でなくて、それくらいの高クオリティ球にしないと、ヘッドフォンアンプとしての性能が出ない(!)という悲しい事情が、実はあったりします。

出力トランス方式では雑音なくてまったく問題ない球が、FETソース・フォロワにすると、なぜだか雑音がよく聞こえてしまう(!)という悲しい現実。。。(涙

いやまあ、あくまで私個人の経験なんですけど。。。


。。。。。


最近は、中国製の安価なハイブリッド・ヘッドフォンアンプが、たくさん発売されていますけど、マイクロフォニックノイズが出まくりで、真空管アンプを設計する人間からすれば、『 なんでこんなに雑音出るアンプが製品化されてるんだろ??? 』と、不思議に思うくらいのレベルの製品もあるんじゃないかな???と、個人的に邪推してたりします。


ですから、19J6ハイブリッド・ヘッドフォンアンプの真空管のヒーターを、FETソース・フォロワの負荷抵抗にするアイデアが凄いんですけど、19J6のヒーター規格(ヒーター電圧=19V)を利用してアンプを設計しているので、もしマイクロフォニック・ノイズが出たら、簡単に他品種の球に交換!という訳にいかないので、雑音出たらどうするだろ???と、フト、思ったテツさんでありました。

余計なお世話なんですけど、ハイブリットμフォロワHPAで、かなり泣かされたので、ちょっと心配になりました。。。(汗


( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )