WE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプ(6) ― 2012/06/10 15:51
WE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプの電源部リップルフィルターの電解コンデンサーですけど。。。
その後、いろいろ考えて、また構成を変更しました。。。(汗
電源部のリップルフィルターは、
560μF → 2KΩ → 47μF
という構成にしました。
その後、いろいろ考えて、また構成を変更しました。。。(汗
電源部のリップルフィルターは、
560μF → 2KΩ → 47μF
という構成にしました。
560μF→2KΩ→47μFという構成に変更
真空管アンプの場合は、電源部のリップルフィルター(π型フィルター)を通った後に、アンプ全体の電流を供給します。
47μF → 2KΩ → 220μF → (アンプの全電流)
WE408Aアンプの回路では、アンプのほとんどの電流をFETソースフォロワーに供給しますので、真空管アンプの回路とは、ちょっと違うのでは?と、今更ながらに気が付きました。。。(汗
なお、FETソースフォロワー回路の場合は、FETソースに電源のリップルが出ない(!)ので、通常そのまま電源を供給します。
つまり、Pete Millett さんの The "Starving Student" hybrid headphone amplifier の優れているところは、電源のリップルが出てこないFETソース側の、クリーンな電流で真空管のヒーターを点火している(!)という所ではないかと、若輩者の私は推察します。。。(汗
560μF → FETドレン供給 (FET source follower supply)
↓
2KΩ
↓
47μF → 初段プレート供給 (WE408A plate current)
要するに、WE408Aの方には、0.45mA×2=0.9mAしか供給しない(!)ので、2段目を大きくしても意味ないのでは???と思いました。
もっとも、WE408Aプレート供給側のリップル除去率を、ある程度は確保しなければいけないので、47~100μFくらい投入したい所ですけど。。。(汗
そんな経緯で、再び実験を繰り返して、ピョコピョコ現象が出ないのを確認しました。
二段目コンデンサーを47μFの小さな容量を入れたので、二段目をチャージする為の突入電流が減ると思います。
これで、一段目の電流の吸い込みと吐き出しのバランスが、以前と異なると推察します。。。(汗
真空管アンプの場合は、電源部のリップルフィルター(π型フィルター)を通った後に、アンプ全体の電流を供給します。
47μF → 2KΩ → 220μF → (アンプの全電流)
WE408Aアンプの回路では、アンプのほとんどの電流をFETソースフォロワーに供給しますので、真空管アンプの回路とは、ちょっと違うのでは?と、今更ながらに気が付きました。。。(汗
なお、FETソースフォロワー回路の場合は、FETソースに電源のリップルが出ない(!)ので、通常そのまま電源を供給します。
つまり、Pete Millett さんの The "Starving Student" hybrid headphone amplifier の優れているところは、電源のリップルが出てこないFETソース側の、クリーンな電流で真空管のヒーターを点火している(!)という所ではないかと、若輩者の私は推察します。。。(汗
560μF → FETドレン供給 (FET source follower supply)
↓
2KΩ
↓
47μF → 初段プレート供給 (WE408A plate current)
要するに、WE408Aの方には、0.45mA×2=0.9mAしか供給しない(!)ので、2段目を大きくしても意味ないのでは???と思いました。
もっとも、WE408Aプレート供給側のリップル除去率を、ある程度は確保しなければいけないので、47~100μFくらい投入したい所ですけど。。。(汗
そんな経緯で、再び実験を繰り返して、ピョコピョコ現象が出ないのを確認しました。
二段目コンデンサーを47μFの小さな容量を入れたので、二段目をチャージする為の突入電流が減ると思います。
これで、一段目の電流の吸い込みと吐き出しのバランスが、以前と異なると推察します。。。(汗
再び実験を繰り返して、ピョコピョコ現象が出ないのを確認
ちなみに、今回の実験では、エルナー製の電解コンデンサーを使用してみました。
ちなみに、今回の実験では、エルナー製の電解コンデンサーを使用してみました。
ELNA RJH 63V 560μF
エルナー電解コンデンサーを使用したのには、特に意味はありません。
私個人的に、エルナーが好きなだけ(!)です。すみません。。。(汗
生まれて初めて製作した真空管アンプが、三栄無線の 12AX7-6BX7シングル真空管アンプ・キットで、それに付属していた電解コンが、エルナーセラファイン(旧赤色)だったので、私個人的に、【真空管アンプといえば、エルナー】というイメージがあるのです。。。(滝汗
三つ子の魂百まで。と申しますし。。。
( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )
追伸
半導体アンプを製作する場合の、平滑コンデンサー容量ですけど。。。
確か、『 1Aあたり、最低 2000μF 』 でしたっけ???
今回のWE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプの消費電流は、
50mA×2=100mA
ですから、おおよそ0.1A。
つまり、最低220μF必要???
うーん。
電源部は、330~470μFくらいで良かったのでしょうか???
エルナー電解コンデンサーを使用したのには、特に意味はありません。
私個人的に、エルナーが好きなだけ(!)です。すみません。。。(汗
生まれて初めて製作した真空管アンプが、三栄無線の 12AX7-6BX7シングル真空管アンプ・キットで、それに付属していた電解コンが、エルナーセラファイン(旧赤色)だったので、私個人的に、【真空管アンプといえば、エルナー】というイメージがあるのです。。。(滝汗
三つ子の魂百まで。と申しますし。。。
( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )
追伸
半導体アンプを製作する場合の、平滑コンデンサー容量ですけど。。。
確か、『 1Aあたり、最低 2000μF 』 でしたっけ???
今回のWE408Aハイブリッドヘッドフォンアンプの消費電流は、
50mA×2=100mA
ですから、おおよそ0.1A。
つまり、最低220μF必要???
うーん。
電源部は、330~470μFくらいで良かったのでしょうか???
コメント
_ yoshi ― 2012/06/22 22:45
ラ技誌の翻訳を担当した者です。追試記を見つけて驚きました。アツ~い、アツ~い、手に汗握る製作ですね。続きを楽しみにしています!
_ テツ ― 2012/06/23 17:47
yoshi さま
ラジオ技術に翻訳記事を掲載して頂いたおかげで、
The "Starving Student" hybrid headphone amplifier
の存在を知り、今回のWE408Aアンプ製作となりました。
この場を借りてお礼申し上げます。
面白そうなヘッドフォンアンプのご翻訳、ありがとうございました。(^O^)
アンプ完成のご報告ができれば良かったのですけど、
シャーシサイズか小さすぎて、ちょっと製作に難儀しております。
この週末に完成できたら良いなぁ。。。と思っています。
今後も、当ブログを宜しくお願い致します。
アンプ完成のご報告の代わりといってはナンですけど、
回路図を掲載しましたので、ご参照頂ければ幸いです。
ラジオ技術に翻訳記事を掲載して頂いたおかげで、
The "Starving Student" hybrid headphone amplifier
の存在を知り、今回のWE408Aアンプ製作となりました。
この場を借りてお礼申し上げます。
面白そうなヘッドフォンアンプのご翻訳、ありがとうございました。(^O^)
アンプ完成のご報告ができれば良かったのですけど、
シャーシサイズか小さすぎて、ちょっと製作に難儀しております。
この週末に完成できたら良いなぁ。。。と思っています。
今後も、当ブログを宜しくお願い致します。
アンプ完成のご報告の代わりといってはナンですけど、
回路図を掲載しましたので、ご参照頂ければ幸いです。
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