FETハイブリッドμフォロワ・ヘッドフォンアンプ(8)2012/01/27 20:49

数日間エージングしたので、試作初号機の各部の電圧値を測定しました。



E182CCハイブリッドμフォロワHPA 実測電圧値


電源トランスの出力電圧を、×1.35倍として設計しましたけど、実測値は
151.2Vなので、×1.37倍くらい出ています。
許容電流に対して、回路全体の消費電流が少ないので高めに出るとは思っていたのですけど。。。(汗

まあ要するに、許容電流に対してまだぜんぜん余裕があるので、アイドリング電流を増やして出力をアップさせるのは可能な訳です。

けど、ヘッドフォンで実際に聴いた感じですと目標出力0.02Wで大丈夫そうなので、ドレン損失とプレート損失を抑えめに設定した今回の設計で、とりあえず良し!とします。。。(汗



あと、E182CC5687は、ピンアサインが同一なので、試しに挿してみる事にしました。


E182CCと5687

ただ、5687は小さいのにヒーター0.9Aもあって、チンチンに熱くなるのであんまり気が進まなかったり。。。


とりあえず、バイアス(=プレート電流)を測定してみました。


5687のバイアス(=プレート電流)を測定
5687カソード電圧(=バイアス電圧)を測定しています。
実測値は、1.973Vでした。
カソード抵抗の実測値は、91Ωでしたので、プレート電流は、
1.973V÷91Ω=21.7mAです。
ドレン電圧の実測値は135.9でした。

球のバラツキはあるかもしれませんが、私の手持ち球ですと十分差し替え可能なようです。



5687の音はTIC-4のように骨太の音がして良いです。(^O^)

けど、私個人的には、やっぱりE182CCの音の方が好きです。


E182CCハイブリットμフォロワ・ヘッドフォンアンプは、春日無線KA-10SH/6DJ8カソフォロとか、KA-20SH/E81Lヘッドフォンアンプと比較できるくらいのクオリティがありますけど、いかんせんAmperexE182CCは高価な球ですので、んー。こりゃあ、ちょっと、E182CCを採用したのは反則だったかな?と、作った本人でさえ思ったり思わなかったり。。。(滝汗


ただでさえ、プレート電流20mA以上流してgmが高くて内部抵抗が低い領域で真空管をドライブしている上に、FETソースフォロワは出力インピーダンスがたったの2Ω(!)※ですし、P-G帰還といっても実質的にはオーバーオールみたいな感じ(?)でNFBを掛けているので、なんかヘッドフォンアンプとして凄い可能性があるように思うので、細部を詰めればとてつもないヘッドフォンアンプができそうな気がします。


私には、それほどの設計のウデはありませんが。。。(大汗



( なんじゃそりゃ。。。(^_^; )


※注

FETソースフォロワの出力インピーダンスは、1/gm[単位S:ジーメンス]なので、gm=0.5S[ジーメンス]の STD1LNK60Z-1 を使用したソースフォロワの出力インピーダンスは、

1÷0.5
=2Ω

です。