6922-5687~1万円真空管アンプ(4)2011/03/28 20:45

過去3回に渡ってご紹介した6922-5687~1万円アンプですけど、
それでは、最後の記事を書きます。


軽くエージングした後、再度アンプの各部の電圧を測定したのですが、
BT-2V電源トランスの出力電圧が低いです。
AC180Vタップの出力電圧は、実測値171Vしか出ません。。。(汗

ブリッジ整流後の出力電圧は、本来、180V×1.25倍=225Vくらいですけど、実測217.7Vしか出ていません。
設計値よりも大分B電圧が低くなってしまっているので、電源の抵抗を調整して平滑部の電圧降下を少なくしてやる必要があります。

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結局、平滑回路の270Ω抵抗を一個取りました。
掲載写真の電源部、赤いシリコンチューブが被ってる線の所は、もともと270Ωが入っていました。
270Ω×0.0392A =10.6Vですので、
おおよそ、B電圧が、10Vアップした事になるでしょうか?

とりあえず、手直ししたので、各部の電圧を測定し直しました。
以前にアップした回路図は、この修正を行った後の回路図です。

再度、回路図を掲載します。

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掲載回路図の青字が設計値で、赤字が実測値です。
電源のところの、2個の180μFの間のプラス側に取り外した270Ωが入っていました。

5687のプレート電流は、特性図から読みとった設計値17.5mAに対して、実測16.5mAなので、私が購入した球は、全体的にプレート電流が流れない方向にバラついているようです。
と言いますか、購入した球の実際の特性と代表特性のグラフが、
プレート電圧10V分くらい横にシフトしているような印象を受けました。


でも、今回作ったアンプは電源トランスの許容電流いっぱいいっぱいなので、プレート電流が流れない方がありがたいです。

回路全体の電流量は、39.2mAですので、
39.2mA×1.5倍=58.8mA
ブリッジ整流の許容電流に対して、もうギリギリですね。。(汗    


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プレート電流はいっぱいですが、ヒーター容量はタップリあります。

初段は、1Aまで。
出力段は、2AまでOKですので、いろんな球が挿せると思います。


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以上で、6922-5687~1万円アンプのご紹介は終わりです。

本来なら、E81Lヘッドフォンアンプについて書けたら良いのですけど、
興味を引きそうな話題は、すべてサイトに書いてしまったので。。。(汗

真空管アンプ/真空管ヘッドフォンアンプを製作される方々のご参考になりましたら幸いです。


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