6922-5687~1万円真空管アンプ(1)2011/03/27 17:15

春日無線→E81Lヘッドフォンアンプ製作サイト→このプログ
と、リンクで辿ってこられた方も沢山いらっしゃると思います。

真空管だと思ったらフィギュアだし。。。みたいな感じだと大変申し訳ないので、ちゃんとした(!)真空管アンプの記事も書きたいと思います。

以前ご紹介した、6DJ8ミニヘッドフォンアンプですけど。。。
http://valvolerosso.asablo.jp/blog/2011/03/24/5755445

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このアンプは、コストが高い上に、組立&ハンダ付け等の製作がとても大変でした。。。(汗

けど、TIC-1/TIC-4に使われている真空管69225687を使用すれば、KA-10SHアンプとYAHA(TIC-1/TIC-4)キットのユーザーがいろいろ遊べて、そんなアンプがあれば面白いかも?と考えたコンセプトは悪くないと思います。

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それで、上記の真空管を使用した製作費の安いアンプを計画しました。

真空管アンプ製作費のうち、トランス類の占める割合が多いので、電源トランスを安価な物にすれば、全体の製作費は安くなります。
そこで、安価なラジオ少年の電源トランスを採用してみました。
http://www.radioboy.org/trance/index.htm

あと、シャーシサイズを大きくすればスペースに余裕ができてハンダ付けも容易になるので、US-130からYM-200に変更します。
そうすれば、同時にコストも下がります。

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ラジオ少年BT-2V電源トランスは、1,700円でしたので、タカチYM-200シャーシを使用してアンプ全体の材料費を計算したところ、
真空管なしでだいたい1万円くらいでした。

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真空管を含めた値段ですと、1万3千円くらいでしょうか?

まあ、真空管アンプを製作する方は、たいがい上記の球を持っているので、
球なし価格の1万円アンプという事で。。。(汗

次回は、具体的な設計について書きます。

(次回につづく)